化粧品業界への転職について

Question

化粧品業界への転職について私は、現在２６歳ですが、全く違う業種から化粧品業界へ転職することは可能でしょうか。
また、困難度はどのくらいでしょうか。
あと、美容系の専門学校で勉強しないと難しいでしょうか。

法学部卒業後、今のところへ就職しました。
今の職場は官公庁で窓口相談業務をする部署がメインなのですが、どうしても仕事の内容に興味が持てず、面白くないと感じてしまいます。
職員同士の人間関係は良好なのですが、この仕事を一生の仕事にしていくのかと思うと、人生の大半の時間をそれに費やすかと思い、つらくなってくることがあります。
そんな中で、学生時代から興味のあった化粧品業界で働いてみたいと思うようになりました。
以前から化粧品やヘアケア用品、美容に関することにとても興味があり、女性を美しくする仕事に非常に魅力を感じたからです。
それに、短期間のメイク教室に通っていたことがあるのですが、すごくワクワクして知的好奇心も旺盛になり、「キレイ」に関する事がホントに好きなんだなぁと思いました。
ただ、自分のしてきた仕事が、窓口相談業務と総務関係事務なので、全く未経験となってしまいます。
このような経歴で、化粧品業界へ転職することは可能なのでしょうか。
商品企画のような仕事が出来たら…と思うのですが、大変厳しいと思うので、この業界に携われるなら経験のある総務事務とか、未経験でも可能ならば販売の仕事にも興味があります。選択肢は広げれる分だけ広げようと思っています。
あと、美容系の専門学校にも通うべきでしょうか。
ご教示ください。

Answer 1

商品企画はメーカーの中では花形部門で特に優秀な人間が集められるところです。特に化粧品会社ではそういう傾向が高いです。
全くの異業種からの転職でさえハードルが高いと思います。
従って、その希望は針の穴を通すほどの可能性しかないと思います。
また総務で入れたとしても、そこから異動で商品企画に行くには、社内的に相当何かのきっかけや自己ＰＲで能力を認められないと無理でしょう。
販売は多分美容部員やあるいはエステティシャン（これも技術職のようでいて半分は「販売」です）のことをお考えだと思いますが、やや総務殻の異動よりは可能性はありますが、これも同様に相当売上を上げて本社に引き上げてもらうことから始めないとなりませんので（その場合でも商品企画部門ではなく、営業部門だと思いますが）、かなりのハードルです。
それでもどうしても化粧品の商品企画がやりたい、ということであれば、年商数億くらいの小さな化粧品会社の商品企画補助（アシスタント）の求人を狙うのが、可能性という意味では一番ありそうです。
ただこれも求人数そのものが非常に少ないですし、今の仕事よりも待遇も悪くなり、安定度もぐっと落ちます。
美容の専門学校は主に技術職を養成するところなので、商品企画とは遠いでしょうし、就職率も低いです。
ということで、残念ながらあなたの希望は非常にかなえにくいものだと思います。
そもそも「仕事が面白くない」からやめる、というのが考えが浅いです。
仕事は面白いか面白くないか、というものではなく、「その中に自分なりの面白さ、やりがいとどう見つけるか」というものです。
今のあなたは単に夢を見ているだけなようなので、前述の高いハードルをものすごい努力で越えていく、ということはできそうにないと思われます。

Answer 2

商品企画というと業界の中でもメーカーでのお仕事を希望されているのでしょうか。
そうだとするとマーケティングという部署になるかと思いますが、未経験の中途は困難です。
経験者でもハードルが高いです。仕事もけっこうキツくて今の時間に仕事をしているくらい普通だったりします。
総務の中途採用は少ないんじゃないでしょうか。私が勤務している会社では過去ありませんでした。

Answer 3

官公庁に数年間ねえ、まず、同世代の企業人の常識とはかけ離れてしまったと思ったほうがいいわ。

ワクワク感で仕事できるほど、民間の仕事は甘くないです。ましてや商品企画ならね。
それはビジネスであり、商売であり、客の財布からどのように金を引き出すかという駆け引きの場です。
「好きを仕事に」で失敗する典型的なタイプかな。
化粧品の専門知識なんてさ、会社入りゃ自然と覚えるよ。
そんなことより、企画とかしたいんだったら経済セミナーとか行ったほうがよっぽどマシ、まずは企業人の常識を身に付けることからだな。