これは会計学の話になりますが、負債とは簡単に言うと「当社が現在支配している経営資源を減少させるもの」と定義されています。
別に負債だからと言って法的債務性がなくても構わないんですね。
前払いというのは確かに現金という資産が減りますが、先に払うことで「商品を受け取る権利(=資産)」になります。が、引当金は計上した時点で現金預金は減少しませんし、そもそも何の資産にもなりません。引当金はあくまで「将来の支出に備えるもの」であって、前払金とは性質が違いますね。
引当金と名が付くものはどれも基本そうです。