防衛大学の中には実は密かに死ぬ気でパイロットになりたくて紛れ込む人もいるのですか？

Question

防衛大学の中には実は密かに死ぬ気でパイロットになりたくて紛れ込む人もいるのですか？防衛大学からパイロットになると航空の立ち位置として凄い事だと思いますが、もしなれなかったらその先は転勤続きで指揮官ですよね。防衛大学でお金を何十万円か貰い続けながら幹部候補になってパイロットにもなれる人って相当に凄い事なのですか？
1学年400人くらいと聞きましたが何人ぐらいが防衛大学からパイロットになれるんでしょうか？
また、もしパイロットコースから落選した場合、どう気持ちに収集を付けて頑張って行くものなんでしょうか？密かな夢が壊れたのに希望た違う道って結構酷でしんどいですよね。

補足

戦闘機が「夢」だったのにエリミネートされた人はかなり辛うですね。

Answer 1

防大時代に適性検査を受けているので、防大卒業して幹部候補生学校からパイロット要員となるのは、2割くらいです。
ただし、パイロット訓練を受けられるだけです。
その後、不合格になれば、他の職務で勤務します。

Answer 2

外野です。
パイロットでも色々有りますが、戦闘機のパイロットとして。
恐らく、入学生の殆どのはパイロットになりたいと思っているでしょうね。

現実、2年になる時に「陸・海・空」に分かれます。(人員比率 2:1:1) 空自に配属が前提になります。(学生全体の1/4(50人前後) 空自が一番人気) 次に、2～4年で現場で戦闘機に乗せてもらい、適性を見られます。
卒業して空自の幹部候補生へ入り適性があれば、パイロットに配属になります。 恐らく5～10人程度。
この人達の期待値は、将来パイロット全体を仕切る立場です。 40才位で地上職になります。

確実になりたいのなら、他の人が言っている通り、航空学生で入るのが確率が高いです。 それでも、ハードルが高い。

前回の回答で幕僚の問い合わせは、文脈から出世する事での回答です。
東京市ヶ谷に有る幕僚監部勤務で答えました。 細かい点では、少々異なるかも判りませんが、大きな流れはその通りです。
詳しくは「指揮幕僚過程」で検索してください。

Answer 3

航空自衛隊では「死ぬ気」の人材など求めていませんよ。

航空自衛隊航空学生がパイロットの王道だと思います。防衛大学校からもパイロット職に就くコースもありますが、少数ではないでしょうか。幹部操縦士課程と呼ばれるコースがあります。

防衛大学校の航空要員は航空自衛隊の幹部自衛官（1佐以上の高級幹部）を期待されている人たちです。防衛大学校出身者の全員が高級幹部になれるものではないのですが、あくまでも期待されているのは管理職です。

防衛大学校出身の航空自衛官で長くパイロットを務めている人は少数です。多くは早い段階で管理者への道に進みます。長くパイロットを続けたいのであれば出世（昇任）を諦めることになります。

パイロット出身の将官は珍しい存在ではなく、若い時代をパイロットとして過ごした経験の一部のように思います。

航空学生や防衛大学校のパイロットコースから、その資格を失うことをエリミネートと称しますが、その割合は30～40％です。（10名いれば3～4名はパイロットになれない）パイロットコースから何らかの理由で脱落することは珍しいことではないのです。

Answer 4

「死ぬ気でパイロットになりたくて」という人は防衛大学校ではなく航空学生として入隊することでしょう。