問題文がないと詳細に説明することができませんが、ある程度の解説はします。 それと質問も抽象的で投稿主様がどこまで理解をしているかもわからないので、大まかではありますが詳細に説明していますので長文ですが、理解できないところがあればテキスト等を振り返ってください。 ・固定費と変動費の見分け方 →そもそも固定費とは工場などの減価償却費や家賃など、製造しててもしてなくても関係なく必然的にかかる費用のこと。 変動費は、製造するにつれてかかる費用、例えば材料費や労務費、光熱費などの経費。 意味を理解していればどんな内容でも見分けることはできると思います。あと問題文に固定費は〜円、変動費は〜円って書いてないですかね。 ・加工費とかのボックス図の流れ・配賦差異との関係 →加工費とは間接費のことを指します。 直接原価計算においては、間接費を直接材料費以外のものを指す場合が多く、直接労務費、直接経費、それ以外の間接費をまとめて加工費と言うことも多いですが、 総じて間接費=加工費です。 なぜ直接労務費、経費を加工費とするかは後に供述します。 ボックス図は基本的にどんな計算でも同じようなものですが、簡単に説明すると まず、①費目別に(材料費、労務費、経費)計算し、それらが②直接仕掛品になるものと③間接的に仕掛品の費用なるもの(製造間接費)に分かれます。 つまり、①⇨②&③に分かれます。 そして、③に来た製造間接費は実際に発生したものが行きますが、製造間接費は基本的に予定した価格、予定原価を配賦するようになっています。(企業の計算の迅速化のため) そのため発生する実際と予定の差異を算定し、元々予定していた予定原価を仕掛品に配賦します。差異は問題によりますが、基本後の製品勘定に配賦され売上原価、つまり費用に足されます。例外的に営業外費用になります。 仕掛品に直接費、間接費がきたらあとは当期に製品となったものと期末の未完成に 終わった仕掛品に配賦し、製品勘定からは売れたもの、売れ残ったものに配賦し終わりです。 大まかな流れはこんな感じ。 ・CVP分析する時に使う数値 →何が聞きたいのかいまいちわかりませんが、文字通り受け取るならCVPで使う数値は、売上高(単価×数量)、変動費、固定費、営業利益、貢献利益です。 これらがあればどんな問題でも数値を算定できます。 というかこれらを使って企業が製造している製品が会社全体の売上に対してどれだけ貢献しているかを分析するのがCVP分析です。 ・全部と比較した時の営業利益 →直接原価計算は企業が自分の使う原価をより分析しやすいようにする計算方法です。簡単に説明すると、分析するのは変動費。固定費は必ずかかるものだから一括して費用処理する以上わざわざ分析する必要がないためです。 直接原価とは直接的にその製品の原価がいくらかかっているのかを調べること、とでも受け取ってください。 一方、全部原価計算は必ずかかる固定費を期末製品にも配賦している状態です。 例えば、仕掛品が製品となったのが20個、未完成つまり月末在庫が10個あるとします。 直接原価計算だとその製品の分析にあたり、固定費はどうせ安くならないので当期に作った製品20個に一括して固定費を入れますが、 全部原価計算だと、20個と10個に固定費を分てしまいます。 その結果、P/L上、一括計算している直接原価計算の方が営業利益が低くなります。 そのため普段は原価を把握しやすくするために企業は直接原価計算をしていますが、実際のところ外部に公表するためのP/Lは実際に行った全部原価計算で作成しなければいけないため、この固定費のズレを調整しなければいけません。 簿記二級の範囲はわかりませんが、その為によく言う「全直末首」という固定費調整を行います。
< 質問に関する求人 >
簿記(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る