解決済み
簿記「しーくりくりしー」の「しーくり」と「くりしー」の仕訳って、違う期の内容を同時に仕訳してるように見えません? 解説していただきたいです。(特に共感してくださる方。(そうでない方もぜひ))
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商品(原価)ってのは本来手に入れたら資産 売れたら費用に振り替えます 三分法では商品を手に入れた時に 予め仕入(費用)で処理して 売れた時には原価の処理をしません 期中の処理は楽ですが売上原価が分かりません (期中の仕入勘定で分かるのは当期に手に入れた商品の金額だけでどれだけ原価に分からない) なので決算になったら 売上原価原価を算出する必要があります 三分法の売上原価 期首商品+当期仕入高-期末商品=売上原価 言い換えると 前期の売れ残り+当期手に入れた分-当期の売れ残り=売れた分の原価 前期の売れ残りは決算前残高の 繰越商品(資産に)として前期から繰り越されてます 繰越商品勘定は期中では扱わないため そのままの金額が前期の売れ残りとなります これを仕入(費用)に振り替えます 仕入/繰越商品(期首) これで一旦仕入勘定に当期全部手に入れた分の 原価が集約されます 期末になって商品が残ってます(当期の売れ残り) 最初にあげた通り商品は売れたら費用になります 売れてないで手元にあるってことは資産です なので集約された仕入勘定に含まれてる期末商品を繰越商品(資産)に振り替えます 繰越商品(期末)/仕入 この処理することで 仕入勘定で売上原価を求めます 決算前と決算後で仕入勘定の意味合いは 変わりますよね 決算前→当期の手に入れた分 決算後→売れた分の原価 これを何も考えず一週間とかで暗記しやすいように言ってるのがしーくりくりしーとかいうやつです
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繰仕の意味から考えると分かりやすいと思います。 例えば、当期に100円のペンを100個仕入れている企業があるとしましょう。当期末までに80個販売したとします。 この場合当期末までの仕入総額は100円×100個=10,000円になっています。当期には80個しか販売していないにもかかわらず100個分すべての原価が当期に計上されている状態です。まだ販売できていない20個分の原価はその商品が売れる期に計上すべきですよね?そのため当期に販売できていない原価(仕入)を減少させ、来期に繰り越す必要があります。そこで行われる仕訳が 繰越商品 ××/仕入 ×× となります。売れ残った商品を翌期に繰り越すために行っているのでこの仕訳が行われるのは期末になります。 翌期について考えてみましょう。前期末に繰り越した商品ですが、当期首にすでに在庫として存在しています。そのため前期に減少させた費用を改めて計上します。 ここで行なわれる仕訳が 仕入 ××/繰越商品 ×× となります。 つまりこの仕分けが行われているのは期首になるわけです。 そしてまた当期に売れ残った商品は繰仕によってまた翌期へと繰り越されていきます。このような流れで仕繰繰仕が行われています。このことから違う期の内容の仕訳を行っているのではなく、すべて当期の内容となっています。 なかなかイメージしづらいですよね、、、
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違う期というより期首にあった商品を仕入れに振り替えているだけです そして売れ残ったものを繰越商品にします 期首に商品50個あった←今期で売れるものなので仕入に振替 当期商品100個仕入れた←元々仕入で仕訳 期末に商品30個残った←仕入で仕訳てたのを繰越商品に振替
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