受取手形のことですね。 当社が取引先のA社に商品を売り、その支払いとして10,000円の手形をもらいました。 手形の支払期日は1ヶ月~4ヶ月ほどあるため、その間、現金化できずに保管しておくことになります。 ①裏書するケース B社から10,000円分の商品を仕入れました。 その代金の支払いとしてA社からもらっていた10,000円の手形に裏書し、B社に渡します。これが手形の裏書です。 紙の手形では10,000円の手形はそのままでしか裏書ができません。(1万円紙幣が1万円以下でも以上でもないのと同じです。) ただ、電子債権は10,000円の受取手形のうち、3000円だけをB社に裏書譲渡するなどのことも可能です。 ②割引するケース A社振り出しの10,000円の手形の支払期日を待っていられないため、銀行Cに手形を売り、現金化することにしました。これが手形の割引です。 この時、銀行Cは10,000円の手形を10,000円で買ったら、なんの儲けもありません。 そのため、手形割引料を引いた金額をA社に渡します。 A社は手形割引料を「手形売却損」として計上します。 企業にとって運転資金である現金が豊富にあることやサイクルが短いことはとても大切なため、割引料を支払ってでも期日前に現金化することにメリットがあります。
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