解決済み
面接で自己PRと長所を一緒に聞かれる方はやはりありますか? どちらとも長所で継続力と説明したいのですが長所で継続力を答えて自己PRで継続力をこたえるとおかしいですよね?どうしたらいいか教えて欲しいです
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元採用担当のおぢさんです。活字で書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 まずは、「長所」と「自己PR」の違いをきちんと理解しましょうか。ただし、「長所」「自己PR」の意味や定義が法律で決められているわけではありません。よって、面接官によっては私の回答とは違う意味で使っている可能性があります。これが前提です。 長所:すぐれているところ。美点。 自己PR:優れた能力。スキル。[「ウリ」「強み」もほぼ同義] 確かに、どちらも自分の良いところを伝えるわけですから、大きなくくりでは同じと言えなくもない感じですよね。 長所は自分感じている自分自身の美点ですから、クラスの中であなたが優位なことでも構いません。例えば、極端な例ですが足が速いとか、必ず予習復習をするので小テストではいつも満点とか。つまり、長所はこれまでの経験・実績など過去の中から選ぶことになります。 自己PRでは、自分自身をPR(本当はアピールが正しい)しなければなりません。会社側(相手)から見て「価値」や「魅力」があることでなければ、その人の単なる自慢話になってしまいます。 例えば、私があなたと親しくなりたくてPRしたとします。「私は、ポルトガル文学では日本で3本の指に入る研究者です」と言われて、会ってみたいと思われましたか。これがよくある失敗例です。自分でいくら自信を持っている内容であっても、相手から見て価値がなければPRになりません。 そういう意味では、継続力というのはやや抽象的で伝わりにくいのかなと思えます。例えばですが、継続した結果に大きな成果に到達できたという実績にクローズアップされてはどうかと考えます。これまた例えばですが「子どものころから漢字検定に挑戦し続けて、昨年やっと目標であった準一級に合格できました」という継続力がもたらした成果エピでPRされてはどうかと考えます。その後には「一度取り組んだら結果に結びつくまで諦めない姿勢を持ち続けて、御社に貢献できる社員に成長したいと考えております」くらいで意気を示しましょう。 つまり、過去の実績からチョイスする「長所」とは逆で、自己PRにおいては明るい未来(入社後)を連想させるように主張することが大事だったりします。また、今回は区別がつきやすいように長所の例を書きましたが、長所においても仕事や会社組織に役立ちそうなネタにできるのであれば、その方が好ましいと言えます。
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