解決済み
司法試験の知識は経営に役立ちますか? 親友の知り合いがが司法試験に落ち続けた末に諦めて飲食店経営を始めたようです司法試験の知識が多いに役立って大繁盛したとのことですが、そんなことってありえるのでしょうか? 法律の知識と経営は無関係に思えますけど
74閲覧
司法試験は「短答試験」と「論文試験」の2段階で行われます。 短答試験は、 ・憲法 ・民法 ・刑法 の3つからなって、 論文試験は、 ・憲法 ・行政法 ・民法 ・商法 ・民事訴訟法 ・刑法 ・刑事訴訟法 ・選択科目一個 の8個から試験問題が構成されます。 見てもらえばわかる通り、「経営戦略」とか「マーケティング」とか「組織論(会社法など)」とか「簿記・会計」とか「税法(一応選択科目にはありますが必須ではない)」とか「労働法(これも選択科目にはありますが必須ではない)」とか、経営の分野に即したものを特化して学んでいるわけではないのです。 なのでご質問でご指摘の通り「経営で直接使える知識を持っているか?」と言われたらNOが答えです。 ただ、法律関係の勉強って物凄く「論理的思考」が必要になります。 事実関係を整理した上でどんな法律を当てはめるべきか?そしてそれはどんな理由からか?ということを常に思考しているような人たちですから、状況を冷静に判断してそのときに必要な行動を最適に行えるという論理思考は司法試験組みの方が一般人よりも能力的に高くなっているのは事実だと思います。 なので、直接的に民法とか商法などの法律知識が経営に役立っているというよりは、法律の勉強を通して培った論理的思考が役立っているという考え方の方が正確かと思います。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
経営(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る