解決済み
警視庁とかで働く人と警察官ってやっぱ学歴とか違うんですか? 警視庁で働くにはいい大学出てないと厳しいですかね?
204閲覧
1人がこの質問に共感しました
警察の組織構造や、公務員の職種と学歴の関係などの基本情報を理解するべきです。 ハッキリ言って、警察の組織構造や職員の身分は、かなり複雑です。 もしかすると、警視庁という組織と、地域の交番が違うと思ってるのかもしれませんが。その理解は、間違いです。 警視庁の採用された警察官は、採用されて実際の勤務に就いた後、人事異動があります。警視庁の本庁舎にある部門に配属されることもあれば、それ以外の部署に配属されることもある。そして、あっちこっちの場所にある、いろんな部署を移動するんです。 ただし、警察はいくつかの部門に分かれているので、概ねその中での移動ですけどね。 警視庁は、東京都の警察部門です。 他の道府県警察と、ほぼ一緒。 違うのは、名前と、国の警察部門である警察庁が実質的に直轄している公安や警備部門の規模が大きいことです。 警視庁の職員採用枠は、大きく分けて2種類。 (1)司法執行を担う警察官 (自衛隊でいう制服組=兵士?) (2)そうではない警察行政職員 (事務・技術職) それぞれに、1種(大卒枠)と3種(高卒枠)があります。本当は2種(短大・高専枠)があるはずだけど、実際の採用は行われてないようです。 ただ、警察職員の制度って、これだけじゃない。 警察組織の複雑さは、まだ、お話していません! 警察組織の最大の特徴は、国家公務員と地方公務員が入り乱れてることです。 都道府県の警察に採用された職員は最初、地方公務員です。 しかし、警察官として採用された後、階級が警視正に上がると国家公務員になってしまう。 高卒から警視正にまで階級が上がる人は少数ですが、そういう人も、地方公務員から国家公務員に身分が変わる。しかし、だからといって、警視庁を離れて、警察庁に移るとは限らない。まぁ、出向するケースもあるらしいけど。 逆に、国の機関である警察庁で採用された人は、みんな国家公務員。 他の中央省庁と同じ、国家公務員の採用試験を受けます。 これは、総合職(事務、技術)、一般職(大卒、高卒)に分かれます。 基本的に、国は警察官に特化した採用試験をやってませんが、総合職は全員?一般職の一部?が警察大学校に入り、警察官になるようです。 ただし、皇宮警察本部が採用する皇宮護衛官は、高卒採用だけみたいですが、別途、採用試験があります。 ただし、これは、警察官(一般司法警察職)じゃありません。 「特別司法警察職」です。この「特別司法警察職」とされるものには、刑務所にいる刑務官や、厚労省の麻薬取締官、自衛隊の警務官などもあります。 ざっとこんなところかな。
2人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
警視庁(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る