登山家という職業について質問します。登山家といえば世界中の険しい登山に挑む人達というイメージで、日本では、野口健、三浦雄…

Question

登山家という職業について質問します。登山家といえば世界中の険しい登山に挑む人達というイメージで、日本では、野口健、三浦雄一郎さん等が有名ですが、職業としての登山家としては、具体的にどんなことで収入を得るのでしょうか？また、ヨーロッパ等では厳しい養成所や国家試験をクリアしないとなれないと聞いたことがあるのですが、日本では、登山家と名乗るためには明確な基準があるのでしょうか？

Answer 1

日本では登山家＝職種という概念は一般的でないのでは？ と思います。登山をある程度おこなっていると他称「登山家」となってしまうことが多いのです（私もそうです・・・）。この辺り他称「芸術家」というのと似た感じがしますね。日本では、登山家として職業を成り立たせるのはかなり難しく、最近でこそ高齢者の方の登山ブームもあり、ガイドの方がツアーで人を集めてみえますが、それでも決して数は多くありません。登山を中心に生活をしている人は、登山用品販売店や、季節的にペンションや農場等で働いている、またはフリーターで収入を得ていることも多いのです。
ヨーロッパの登山ガイドにつきましては法的に、フランスには国立養成所、スイスには国家試験があります。日本ではガイドを名乗るのに法的な根拠（制約）はありません。なお、日本山岳ガイド協会が山岳ガイドの認定を行っています。

Answer 2

冒険家なども一緒ですが、
何か収入を得た上で登山をしているわけではないと思います。
特に有名な方ですと。
多くはスポンサーがついて、それを資金に活動します。
そのせいもあってか、多くの登山家や冒険家が環境問題などを取り上げています。
あと、収入の大きな道は講演や執筆活動、CMやテレビ出演とかではないでしょうか。

明確な基準はおそらく無いと思います。何か協会のようなものはあるでしょうが、
国家試験的なものや、これがないとダメ、という試験は聞いたことがありません。
ただ、明確な基準はなくとも、何か活動や登頂で有名にならないと、
そもそも世間やマスコミが登山家だとは認めないでしょう。
つまり、認められないうちは登山家と名乗っても全く意味が無いということです。