簿記論のファイナンスリース取引の問題について質問です。 添付の画像の問題で、x2年12/31の未払い費用がなぜ9ヶ月分…

Question

簿記論のファイナンスリース取引の問題について質問です。
添付の画像の問題で、x2年12/31の未払い費用がなぜ9ヶ月分になるのか分からないのです。1〜3月の3ヶ月分だと思って計算したら間違えてしまいました。
維持管理費の前払いは3ヶ月で計算されるようですが、なぜ未払費用は9ヶ月なのでしょうか…。
詳しく教えていただけたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

Answer 1

前払リースの場合、支払利息は初回リース料支払時には発生せず、2回目から一年分の利息が計上されます。
ですので、ｘ2.12.31の利息は、ｘ3.4.1に支払う予定の分から9か月分を未払費用として計上しています。

以下減価償却は省略
（ｘ1.4.1支払利息無し）
リース資産46,298,950/リース債務46,298,950
リース債務10,000,000/現金預金10,500,000
維持管理費500,000/
（ｘ1.12.31）
前払費用125,000/維持管理費125,000
支払利息1,088,969/未払費用1,088,969…ｘ2.4.1に支払う利息からｘ1.4.1～ｘ1.12.31分を未払計上
（ｘ2年度期首再振替）
略
（ｘ2.4.1）
リース債務8,548,042/現金預金10,500,000
維持管理費500,000/
支払利息1,451,958/…ｘ1.4.1～ｘ2.4.1分（内ｘ1.4.1～ｘ1.12.31分は前期末に計上済み）
（2.12.31）
前払費用125,000/維持管理費125,000
支払利息832,527/未払費用832,527…ｘ3.4.1に支払う利息からｘ2.4.1～ｘ2.12.31分を未払計上

Answer 2

支払Rの832,527がなぜ9ヶ月分の未払い計上で処理されていて、
維持費の方は前払いで3ヶ月分の処理なのかということですよね？
維持費の方は4月1日に維持費（費用）で計上しているため12末決算のC社は、まだ経過していない1月〜3月分の費用計上してしまった3ヶ月分を期末に繰り延べ処理しています。

一方、支払いRの方は4月1日〜3月31日の分を前払いしていて、C社の事業年度とラグがあるので、本来×2年4月1日〜12月31日に発生するはずだった支払い利息を支払っていない状態になるので未払費用で計上します。1ヶ月が1日〜31日締めに対し、給与が15日支払いのため未払い給与が発生する現象に似てると思います。

という説明で間違いないですかね、、？