FP3級の問題について教えてください。 問題のAさんは、厚生年金加入歴が65歳までとあります。 厚生年金は、60歳を超…

Question

FP3級の問題について教えてください。
問題のAさんは、厚生年金加入歴が65歳までとあります。

厚生年金は、60歳を超えても払うことがありますか？
また、加入歴の意味を教えてください。解答では、未納期間が33ヶ月あるので、老齢基礎年金は年間726468円で満額受け取れないとありました。

Answer 1

前後しますが、この方の場合、加入歴の意味は国民年金第2号被保険者の期間507か月、学生時代の任意加入期間で未加入の期間は国民年金第1号被保険者期間で合算対象期間として扱われ年金額に反映されない。つまり、基礎年金相当額は満額にはならない。

『が』、

60歳から65歳までの期間は引き続き厚生年金の被保険者なので保険料負担があり、また報酬比例年金に反映されます。この人は65 歳で年金受給権有するのでここまでが国民年金第2号被保険者となる。

この人、厚生年金被保険者期間が480月超えてるので、経過的加算額が加算される。基礎年金の満額の計算と、厚生年金の定額部分の計算方法は違うので、結果、基礎年金と経過的加算額を合わせると老齢基礎年金の満額よりちょっと多くなる。

定額部分の計算は、1628円×改定率×被保険者期間の月数（480月上限）で、
ここから、自身の老齢基礎年金額を減じた額が経過的加算額として支給されるよん♪計算してみて、少し多いから。