「まともな大学」をどの程度の大学としてイメージしているかが分かりませんし… 志望先の団体や職種によっても難易度が異なるので、明確に表現できない面があります。 ただ、私の周囲の生徒の実績では、河合塾大学受験偏差値(5教科7科目相当)で50程度ならば、3~5カ月程度の対策で事務系職種の筆記に概ね合格できる印象です。 同上偏差値で60超の生徒ならば、無対策で筆記を突破できた例もあります(…どちらの偏差値も、少し安全を見て表現しています)。 国家公務員の筆記合格は、地方公務員よりも難易度が高いと言われることがあります。 しかし、合格者の情報を詳細に提供してくれる公務員専門学校(複数)について、この5年ほどの実績を分析していますが… その実績から見る限りは、そうした傾向は掴めません。 知恵袋でも、国家公務員一般職(高卒)の筆記について、過去に「進研模試GTZ、B2くらいあれば対策次第でなんとかなるかも」との意見が出たこともあります。 GTZ、B2とは、上記偏差値で45.0前後(37.5~50.0くらい)ですから、難易度にそこまでの差はないのかもしれません。 しかし、最終合格の難易度を考える時、忘れてならないのは人物試験(多くは面接・稀に討論など)の存在です。 地方公務員では面接重視の傾向が強く、基礎自治体(市町村)は特にその傾向が顕著だと言われます。 例えば、2020年度に配点を公表していた政令市(16団体)の最終合格者決定団体の配点では、人物試験に74%超が割り振られていました。 多くの団体で配点は非公表ですが、そうした団体でも「同様の傾向がある」と考えるのが妥当でしょう。 また、国家公務員でも希望の官庁への採用を目指す場合は、面接が軽視できないと言えます。 前述の公務員専門学校の生徒で、事務系職種の公務員試験の筆記に合格した後に「面接などを突破して最終合格できた生徒」は、筆記合格者の3割程です。 偏差値50程度の生徒の「7割が不合格になる」のですから、最終合格の難易度は相当に高い… 個人的には「偏差値60程度の大学と同等の難易度がある」と感じます。 …もちろん、高卒公務員の最終合格者が「そのレベルの大学に合格できる訳ではない」ことに、注意が必要ですが。
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