解決済み
元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 >知名度がないけど、陰で人気の職種、会社。 >表面的なもので選ぶと損をする、 まず、個人的見解としては「表面的なもので選ぶと損をすることもあるよね」という感じですかね。 昭和の時代であれば、損をする可能性は高かったかと考えます。ネットがありませんでしたから、いわゆる又聞きや風聞で選んで失敗したというのは枚挙に暇がありませんでした。 しかし、現在の就活事情は御存知の通り情報戦です。待遇条件はもちろん、そこに在籍していたり退職した人たちからの口コミまである程度は把握できるわけです。それでも、まだ就職先として人気であるのならば、何らかの理由(職場としての魅力)が存在しているはずです。 そもそも、あなたの仰る「損をする」とは、何がどうなることなのでしょう。 お金? お休み? やりがい? きつさ? 転勤の有無? 人によって仕事に求める優先順位は異なります。また、いくら事前に求めるものの情報を正確に得られていたとしても、希望する仕事に配置されるかとか、人間関係とか、自分が成長できるか等々、実際に働いてみないとわからないことも多々あります。ですので、人気・知名度の有無だけで、確実に損得のすべてがわかるわけでないでしょう。 「人の行く裏に道あり花の山 いずれの道も散らぬ間に行け」 千利休の名句であり、現代も株式相場の金言とされています。みんなと一緒に大きな道を通るのも、裏道を通るのもその人のキャリア戦略次第かなと考えます。 個人的見解として「表面的なもので選ぶと損をすることもあるよね」と書きましたが、その続きとしては「だって、表面的なものは大勢の人が気にしている指標という話であって、特定の一個人にとってはさほど意味や価値がない場合もあるし、実際に働いてみないとわからないこともある」となります。
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