既に回答があるように教育学部には教員養成系と非教員養成系(≒教育学研究系)があります。 非教員養成系の卒業生の教員になる比率が低いのは当然で、例えば国立の東京学芸大学(教育学部のみの単科大学)の令和4年3月卒業生の進路を見ると、学校教育系(教員養成系)は66.3%が教員になっているものの、教育支援系(非教員養成系)は4.1%にとどまっています。 私立大学の教育学部で教員養成系として有名な文教大学教育学部の学校教育課程は81%が教員となっています。同じく玉川大学も「教育・学習支援業」(教員とは限らない)が68.2%になっています。 基本的に非教員養成系の早稲田大学教育学部は、卒業生で教員になるのは教育学部全体で1%にも満たない程ですが、唯一の教員養成系である初等教育学専攻は34.6%が教員になっています。なお、大学院進学が26.9%いますので、就職した者の中に占める教員の比率は47%ほどになります。 以上を踏まえると、私立大学の教員養成系教育学部卒業生で教員になる者の比率は、国立大学の教員養成系教育学部と比べて極端に低いとは言い難いかと思われます。教員になった者に占める私立大学出身者の比率という視点ではわかりませんが。 なお、各大学の就職先のデータは、各大学のホームページが出典です。
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本人の志しだいではないかと思います。何度も採用試験を受けたり、一般企業の経歴があったりと、教員にもいろいろな方がいます。それでもその人の人間性や熱意によって充分に勤めることが可能です。
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教育学部には、2つの系統があります。 ①一つ目は、小中学校の教員養成を目的としていて、入学する人の多くが将来的に小中学校の教員を希望する教育学部。 ②もう一つは、教育学と言う学問を研究する目的の教育学部で、こちらは教員養成を目的としているとは限りません。 国立大学の教育学部の多くは①ですが、 東京大学 京都大学 東北大学 九州大学 北海道大学 名古屋大学 にある教育学部は、教員養成を目的とはしておらず、取得出来る教員免許の種類がごくごく限定的。 上記6大学で最もたくさんの種類を取得できる北海道大学ですら、 https://www.edu.hokudai.ac.jp/job/license/ 高等学校教諭1種免許状(地理歴史・公民・保健体育) 中学校教諭1種免許状(社会・保健体育) 特別支援学校教諭1種免許状(知的障害者に関する教育の領域) だけ。 教育学部の課程だけでは、小学校教員免許や、国語、数学、理科、英語などの免許は取得できません。 私立大学の教育学部でも、①寄りの大学と②寄りの大学がありますが、早稲田大学教育学部は②寄り。 早稲田大学教育学部は、教育学部と言う名前ではありますが、 https://www.waseda.jp/fedu/edu/about/overview/ A. 初等学校教員免許を取れるコース B. 教育学を学ぶコース C. 他大学の文学部みたいなコース D. 他大学の理学部みたいなコース に分かれます。
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