解決済み
退職や降板を何年も認めずに働かせて続けることは労働基準法違反に該当しないのでしょうか? 労働者が退職や降板を申し入れた際に、何年も放置することは労働基準法に違反しないのですか?ドラえもん役で有名な大山のぶ代さんがドラえもん役の降板を最初に2001年に申し入れたが実際に降板できたのはそれから4年後の2005年までかかってしまった、という趣旨の発言をしていました。 大山さんがドラえもん役を降りたいと意思表示をされてから4年間もドラえもん役の降板が実現しなかったのはあまりにもおかしいと思います。 最初に大山のぶ代さんが2001年に直腸がんになり、手術のため長期入院をして病院から声の吹き込みを収録していたそうです。手術が成功し、がんは完治したものの、手術後にテレビ局や製作会社の幹部を病室に呼び、「自分が元気なうちに、ドラえもんをしっかりと演じてくれる役者さんに託したいから自分はドラえもんから降ろしてください。」と大山さんは申し出たそうですが却下されたそうです。 その後も大山のぶ代さんは降板を繰り返し申し入れをされていましたが、棚上げ扱いされてなかなか大山さんの降板の申し入れは受理されなかったと言われています。 実際に大山さんはドラえもん役を降板する直前のインタビュー(2005年3月11日・東京新聞より)で、以下のような趣旨の発言をされています。 ・ドラえもんの放送が始まって25年が経ち、気付いた時は自分たち(レギュラー声優陣)の年齢が70歳前後になっていた。昨年(ドラえもんのアニメ放送25周年を迎えた2003年)、声優の間で話し合いをした時に、結婚生活なら銀婚式にもなる25年も続けることができたから25年の節目に降板しようという話になった。でも、ドラえもんの番組には5社以上の多くの会社が関わっていた。だから簡単に降板することができなかった。でも、今年(2004年)の5月に声優とスタッフを全員交代してリニューアルをしたいという打診を製作会社から声優サイドに相談の話がきた。 ・リニューアルの話を提案されたので、この提案を受け入れて交代することになった。これから役を引き継いでくれる新しい声優の方々にはドラえもんたちのキャラクターの心を伝えてほしい。私はドラえもんが言いたいことを一生懸命伝えてきた。心を伝えてほしい。それだけです。 インタビューで大山さんが語られていたように、2003年にドラえもんは放送25年目を迎え、その際は大山のぶ代さんだけではなく、他の声優陣(のび太、しずか、スネ夫、ジャイアン)も「25周年という節目で自分達は区切りをつけさせてもらって、全員で綺麗に若手に譲りたい。」と大山さんも含めてメインの声優さん全員から申し入れがあった時点でも、まだ製作会社サイドは降板を受け入れずに棚上げをしていたことが分かります。 そして、2004年にようやく製作会社サイドが、大山のぶ代さんや他の声優陣(のび太、しずか、スネ夫、ジャイアン)が降板を申し入れたことに対して、意を汲む形で「声優とスタッフを全員交代してリニューアルをしたい」という打診を声優陣やスタッフ陣に行ったことが読み取れます。 大山のぶ代さんがドラえもん役の最初の降板申し入れから、実際にドラえもん役を降板するまで4年、大山さんを含む5人のレギュラー声優陣が降板を申し入れてから2年も、実際の降板まで時間がかかったのはかなりブラックだと思います。 労働者(大山のぶ代さん)がドラえもん役の降板の意思表明をしたのが2001年で、実際に大山のぶ代さんがドラえもん役を降板したのは2005年です。 4年間も大山のぶ代さんの降板意向を認めずに数年間、ドラえもん役を続投させたことは労働基準法違反に該当しないんでしょうか? アニメーターや声優などのアニメ界の仕事ってブラックな側面が多いんでしょうか? 辞めたくてもなかなか辞められない環境で、本人の意思をなかなか尊重してもらえないみたいな話を噂で聞いたことがあります。 アニメ業界ってブラック業界なんでしょうか? 労働基準法違反に該当しないんでしょうか?
本来、大山さんが最初に降板を申し入れた2001年の時点で大山さんの意思を尊重する形で製作会社やテレビ朝日は、大山氏の降板を受諾・了承すべきだったと私は思います。 少なくとも、ドラえもんが放送25年目を迎えた2003年の春に声優側が降板申し出をした時点で降板を受諾すべきだったと思います。 なぜ、2年も引き伸ばしたのか理解できません。2001年時点で大山さんは68歳と高齢でした。それから72歳になるまで4年間もドラえもん役を続投したことはプロだからできたとことだと思いますが、大山さんは無理をしておられた気がします。 交代時(2005年)のドラえもんの声優の年齢 ドラえもん:大山のぶ代(72歳)→水田わさび(31歳) のび太:小原乃梨子(70歳)→大原めぐみ(30歳) しずか:野村道子(67歳)→かかずゆみ(32歳) ジャイアン:たてかべ和也(71歳)→木村昴(15歳) スネ夫:肝付兼太(70歳)→関智一(33歳) 大山のぶ代「ドラえもん」降板 世代交代へ https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1734950.html
195閲覧
普通の労働者さん達では無いので、労働基準法に該当するか否かは分かりませんが、私としては制作会社の気持ちも分かります。 当時としては、ドラえもん=大山のぶ代として、日本国民全員が納得していたと言っても過言ではない状態でした。 他のメンバーならいざ知らず、当時、大山さんを外してのドラえもんは考えにくいものであったと思います。 ご本人も高齢や病気で声優を続けるのが苦しい状態であり、制作会社も薄々それは気がついていたでしょう。でも、あっさり辞めていただくわけにもいかない。 法律上とか契約上‥などの事はあるでしょうが、法律などでは何ともできない、様々な事情があったものと思います。他の職種とは違いますからね。 大山さんや他の声優さんには、申し訳ないけど、一日でも長く続けてほしかったというのが、ドラえもんファンの気持ちではなかったでしょうか。 声優側が降板を申し出て、2年かかってしまったのは事実ですが、私としてはたった2年で声優が交代出来て良かったなと言うのが、正直な気持ちです。 ちなみにアニメ業界がブラック?というのは、そういう括りになるのかどうかは置いといても、ごく当たり前の事らしく。某アニメーション会社に勤めている私の従弟などは、月に休日が1,2日ほどしかないらしいのですが、それでもこの仕事が好きだから続けたいといつも言っております。 また、芸能界などの売れっ子は、年に1日とか0日とか言う休日の場合もあるそうですよ。 でも、そういうのをブラックとは言いませんよね? 親戚の子も某集団アイドル(48とか46とか)の一員ですが、ほぼほぼ休みは無いです。労働基準法、それって何?って感じですね。
大山さんの、人の好さ、その他全てに尊敬します。 少し時間が掛かりすぎてしまったのだと思います。 その間も、周りは後継者探しをしていただろうし、大人の事情もあったのかもしれません。 違反に該当しようがなかろうが、当事者同士の問題で声をあげるかあげないかだけの話です。 ファンの声やお金の問題で継続できていたのではと、簡単な予想をしてしまいます。 労働基準法違反なんて、細かく言えば当たり前の話で、賞与面でクリアできるか、会社に期待できるかの話だと思ってます。 法律に守られて、ホワイトな環境で、不自由や不満なく働けたらいいとは、自分は思わないですよ。
声優の多くは所属する事務所と個人事業主として契約を結ぶそうです。 大山のぶ代さんもその可能性が高いので、その場合は労働基準法違反には該当しないでしょうね。 大山のぶ代さんの降板までの経緯を事細かに把握されているようなのですが、 契約形態については何も調べていないのでしょうか。 もし、そうであれば一度調べられてはどうでしょうか。 もし、事務所と雇用関係にあるのであれば、あなたという通りかと思います。
解釈の問題でしょうね。職業選択の自由が憲法で認められている日本人であればだれしも自由に職業を選べます。 しかしながら会社や上司に辞めたいですと言って辞めさせてくれないという問題が勃発して問題になっていますね。これは、相談しているから却下されているだけです。本人は気が付いていないだけですけど。 辞めていいですか?→駄目です これは相談です。 1か月後に辞めますね→許さん! は認められません。 会社によって就業規則に退職の欄があり誰でも手続きに従って、退職できるような仕組みになっていますが、零細企業では規則が無い場合があります。その場合は法律や判例に照らし合わせて退職の意思表示をして1か月後に辞めることができるとあります。引継ぎ期間の為、即日になると企業側が不利すぎるためです。 今の時代ネットで調べればすぐに見つかる情報です。年行った人なら無理でも周りの人が教えてあげて欲しいものですね。
< 質問に関する求人 >
声優(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る