やっていることは内科と同じです。 治療は9割方薬がメインです。ただし薬を飲んだふりをしたり 隠す人もいるのできちんと内服できたか看護師による確認が あります。自己管理する人は主に退院が近く必要と判断された 人です。その中で作業療法をしたり、 心理面談を行なったりします。 最近は認知症の人が多いので介護施設並みにオムツ交換や 食事介助、点滴や経管栄養をする人もいます。BPSDを 改善する目的で入院したはずが、すでに80代を超えている人も 多いため老衰が進んでしまいそのまま看取りになることもあります。 療養型で勤めているなら精神科病棟もそれに近いかもしれません。 精神科病棟へ来たから心理学が学べるわけではないです。 あらかじめ大学などで心理学の知識をつけた上で 精神科病院で働けば、患者さんの症状や反応との結びつきが できると思います。 身体科と決定的に違うのは病識がない患者さんが相当数いることです。 例えばがんなら死にたくないのでということで治療を受ける気になるし、 痛みや呼吸苦、かゆみなど辛い症状があれば治したいと治療をします。 しかし精神症状の場合は本人はそれが正常と思っていることが多く、 明らかに治療が必要と思われる状態であっても本人は全くそれに 応じないことがよくあります。なので精神保健指定医の指示で 医療保護入院、措置入院といった本人の意思とは関係なく入院 させることがよくあります。症状が激しい人は当然嫌がるし 暴れるしということが多く、というわけで男性看護師がかなり います。
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