教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

公立小中学校がブラック職場化により教員試験倍率が低下し、教員が集まらないといった報道を近年よく目にしますが、以下理由から…

公立小中学校がブラック職場化により教員試験倍率が低下し、教員が集まらないといった報道を近年よく目にしますが、以下理由から極めて疑問を感じておりますので納得いく回答をお願いします。40年前に比べると、以下の点で業務負担が軽くなっていると思いますが、それ以外の何が教師の負担を増やしているのか教示願います。 ■業務負担軽減項目 ・学級人数:40人学級からほぼ30人学級へ減少 ・担 任:1名のみ→副担任まで居る学級あり ・授業数:ゆとり教育から脱却中とはいえ、40年前よりも少ない。 ・宿 題:ほぼ毎日→ほぼ無し ・部活動:ほぼ全員参加→部活数、所属部員とも大きく減少 ・OA化:手書き&ガリ版印刷→PC&プリンタ導入による大幅な時間削減 モンスターペアレント/不登校等の言葉だけが大きく取り上げられているが、実際の所 其処まで多くなったという印象はなく、何が教師の業務を増やしているのかを3-40年前と比較し具体的説明をお願いします。 私見ですが、教師の給与アップなど待遇改善を目的とした、日教組や左翼マスコミによる(教員は大変という)印象操作にしか見えませんので、是非納得いく反論をお願いします。

続きを読む

567閲覧

回答(6件)

  • ベストアンサー

    「反論」ではないのですけど・・・ 正直なところ、このテーマ、私も確かなところを知りたいと思ってます。 まあ、時代が変わったので、昔と今を比べても仕方ない・・と言われれば、そうなのかもしれませんが。 私の父が中学校教員をやっていました。 既に退職してから20年くらい経ちます。 私自身も腰かけ程度にやって、そこ後は高校に移り、今は学習塾の運営や大学教員などを兼務しています。 その父についての話ですが、 私が物心ついて直ぐの頃は、父が家で「ガリ切り」をやっていたのを覚えています。定期テストとか、保護者への通信文とか・・ テストの点数など、成績評価の計算処理や、その他の会計等の計算も、今のようにパソコンが使えるわけではないですから、帳簿に記入するだけでも手間はありましたよね。 まだ電卓が高価(給料の数か月分したとか?)だった頃から買って、仕事の効率化を図ってたみたいです。私が生まれる前のことですけど。今の価値観で考えると、ほんと、バカみたい。 ワープロ専用機が出た時も、かなり早い段階で飛びつきましたよ。 50万円以上したと思いますけど。しかも、その少し後、型落ちになって安くなったのを買って、学校用と自宅用をそろえる・・って。 まあ、でも、それまでは手書きでかなりの数の文書を作ってたのを知ってましたから、仕方ないかなぁ・・と、母も納得の上で。 それでも、通知表の通信欄など、まだまだ手書きするしかない分部も多かったですから・・・通知表などは万年筆を使って、ものすごく時間をかけて書いてました。毎学期、夜自宅で2~3日はその作業をやってた記憶があります。そのへんは教員によって差が大きいと思いますけど。 部活の指導は、40代前半くらい(教委に出向する)までは、ずっとやってました。 私が子どもの頃は週6日でしたので、日曜日に練習試合などが入ると、しばらく休み無し、 子どもの立場としては、遊びに連れて行ってもらえない、どころか、どのタイミングで父が帰宅するかもわからないので、母と一緒にでかけることもできない・・という感じ。 なお、当時は一校あたりの教員数が多かったので、部活の担当をしなくて済む教員が(の方が?)多かったと思います。なんだかんだと理由をつけて、引き受けようとしない教員がいる・・・その点につき、父はけっこう不満を漏らしてましたけれど、まあ、それが許される時代だった・・・ところが、今は教員数が減ったために許されなくなっていて、中には非常勤にまで割り当てようなどという不埒な校長もいたりで、「タイヘンだぁ!」と思う人は増えているのでしょう。 それから、1980年前後の、全国的に学校が荒れた時期は、子どもから見ててもタイヘンそうでした。 夜、帰宅して夕飯を食べている途中に(あるいはその後に)、生徒が問題を起こしたという電話がかかってきて、再度出向く・・という展開が、ひどいと週に2回や3回あるわけです。 夕食時に一杯のんでしまうと・・タクシーを呼ぶことになりますが、その費用は基本的には学校から出なかったと思います。 また、生徒が家出をしたということになると、夜通し探し回ったり、警察署に詰めていたり・・・ ヤクザの親分さんのところへ話をしに行ったこともありました。結果的には、親分さん、とても常識的で、協力的だったそうですけど。 卒業式などの式典の前夜は、卒業生などによる「お礼参り」対策で、木刀を持って学校へ泊まり込みに行ってましたし。 夏休みの家族旅行が、その直前に生徒がやらかしてくれたおかげで、ドタキャンになりかけたこともありました。旅行業者が上手く取り計らってくれて、旅行はできましたけど、その途中も何度も学校と電話で連絡をして・・・なんだか、楽しくないなぁ、と。 また、当時は今に比べると受験競争が格段に厳しかったですからね。 成績が悪いと(不登校などでなくても)、行ける高校が、本当にどこにも無い・・ということが、フツーにありました。 一方で、塾や通信教材など、安価なサービスが今ほど充実してなかったですから、補習などの形で、成績が悪い生徒の面倒も(もちろん希望する者だけですが)よく見てたと思います。 高校へ行けなかった子の就職の世話なども、頻繁ではないですが、あったかと。 なお、モンスターペアレントも、数や性質がどう変わったのかはよくわかりませんが、昔も少なくはなかったですよ。 昔は、そうした保護者に対して、毅然と対応できる力量を持った教員が少なくなかった・・・が、今はその部分が弱くなっている面はあると思います。部活もそうですが、かつては一部の教員が負担してくれていたモノを、今は広く少しずつ負担しなければならなくなっているから、タイヘンに感じる人の数が増えているのかな?と。 モンペに関して、最も記憶に残っているのは・・・事前にいろいろ経緯はあったのですが、ある日とつぜん両親がそれぞれ浮気相手を作って家を出てしまって・・ その日の夜、私が塾から帰宅すると、ビックリ・・知らない子が家で夕飯を食べてるワケです。 後で事情を聞かされましたが、上記の通り両親にすてられてしまって行き先が無くなり、とりあえずわが家に泊まりに来た・・という展開でした。 今だと児相などが動くのでしょうけど、当時はそのような体制が不十分だったようで。 なお、生徒一人だけ泊めると後々面倒なことになるかもしれませんから、他の教員が一人付き添いで一緒に泊まってました。 そんな風に、知らない子(と教員)が泊まりに来たことが、他にも二度か三度はあったかな? ・・・いろいろ思い出しながら書くうち、長くなってしまいましたが、他にも、ここに書くのはさすがにマズそうな事もたくさんありました。 こんなことは、もちろん、当時でも一部の教員しか経験しなかったことだろうとは思いますけれど。 うちの場合は、母が、ほぼ専業主婦状態で家のことをやりくりできてましたし、父の同僚の同じような役回りだった人たちもだいたいは同様だったようですから、それで成り立ってた話なのかも・・とも思います。 今は、経済的に、共働きでないと成り立ちにくくなってますし、その結果として教職(に限らず職務一般)の負担感が増すことになっている面はあるだろうと。 続いて、 これは私自身の経験からで、あまり言いたくはないのですが、しかし極めて重要なポイントだと思いますので・・・ 小中学校の教員になる人たちの学力水準は、とくにこの20年くらいの間、確実に大きく低下しています。 そもそも30年くらいの間に大学進学率が急上昇して、同時に少子化が進みましたから、大学へ入りやすくなるとともに、学校教員を輩出する大学のランクも下がってきて・・・容易に想像できることではありますが、 私自身、この20年弱の間、いくつかの大学の教職課程に出講してきて感じることです。 とくに小学校教員の方が低下の程度が大きいですね。 この数年は、被採用時(大学卒業時)の教科知識やその理解力のレベルで言うと、ほとんどの者は、私が関わっている学習塾の中学受験コースの子ら(小学生)に遠く及びません。そんな状態では、授業準備の部分だけでも仕事の荷が勝ち過ぎるでしょうから、当然、他の仕事も圧迫して「ブラック」に感じ易いでしょう。 そして、いまの学校は若手教員の構成割合が高いですから、それらのパフォーマンスが悪いと、年配層まで圧迫されてしまうのは当然のことかと。 もっとも、これは社会変化によるモノでもあるので、彼らだけの責に帰して済む問題でもないですよね。 最後に、 私が相手をしている大学生や、あるいは塾の小中学生を見てて思うのですけど・・ 大学生の方は、いわゆる「Fラン大」などになると言うにおよばず、「中堅大」という程度の学生でも、思考がとんでもなく幼稚な者が多いところから察するに、 また小中学生の方は、学校では比較的優秀な子たちで、真面目で大人しく学習意欲は高いのですが・・とにかく、学校でちゃんとした知識や理解を得られていない、つまりは学校の授業の質が劣化しているようで、 学校のクラス内での学力や意識の格差がものすごく大きくなり、受験が厳しかった頃よりも(あるいは別の意味合いで)ストレスが増した状態になっていそうです。 ・・だとしたら、教員たちもタイヘンですよね。 もっとも、これらの「タイヘンさ」は定量的に把握できるモノではなく、多分に主観によりますから、一般に理解が及びにくいかとは思いますけれど。 なお、注目されませんが、大学もタイヘンです。 とくに資格・免許の要件になるような科目の担当は。 私のように非常勤の立場で真面目にやろうとすると、しばしば最低賃金水準を下回ります。この20年ほど、一切、昇給が無いですし。辞めたくなることも多く、実際に辞めることもありますが、すぐに新たな依頼が入って、しがらみもあって、足を洗えません。 らちも無く長々と書きましたが、ご容赦を。

    3人が参考になると回答しました

  • 教科の授業準備がまず間に合いません。 例えば、教員はみな英語を流暢に話せるわけではないのですが、英語の、教員でもないに、英語の授業をするため、教材研究をせねばなりせん。また、パソコンやタブレットが導入され、その技能習得に時間を要します。専門分野ではないのですが、児童にプログラミングを、指導したりデジタル教科書とのコラボや ジャムボードやオクリンク 様々なシステムを使いこなすための授業準備、 道徳などは、評価が所見という形で成績つけねばならないとか、校務と言って、教材の購入決定書とか、出納簿とか お金に纏わる事務処理 出退勤システム導入で、管理がややこしくなり、余計仕事が増えてたり、、、、 研究授業といって 学校によっては これ見よがしに、何本も研究授業する学校もあり その準備や資料つくり また、高学歴の、保護者も多くなってきて 教員を、見下す人も増えた。 子供は、発達しょうがいなど 定形発達でない子供も 多くなっている。 学校評価というものがあり 保護者が学校や教員を評価してくる。 本来、1番大切にしたい 子供との関係性より 保護者の、目を意識して過ごす見せかけての指導をする先生と増えて来ている。 教員という尊敬に値するなどと思ってる人はとても少なく 教員は、サービス業と化している。会議や、打ち合わせが多く 自分のクラスの仕事は 退勤時間すぎてからに なることが多い。行政や、自治体からの余計な仕事でる振り回される。 ゴミ問題の、作文がかせろ とか いじめポスター描かせろとか いじめ撲滅標語を、かかせろとか 読書感想文を、書かせろとか 保護者と学区行きの見回りをいくとか カレンダーの絵を募集するから 書かせろとか もううんざりです。

    続きを読む
  • 私は、元小学校の教員です。定年退職まで主幹を務め、再任用教員として新任教員の指導に3年間携わりそれも退職した者です。 この質問・意見は「釣り」ではないでしょうね。あまりにも、現実の小学校の現場の実態とかけ離れているので、そう思いました。 先ず、あなたが挙げている「業務負担軽減項目」に箇条書きされている項目の内容の間違えを指摘します。 ・1学級当たりの児童の定員は30人ではありません。35人です。数年前にようやく達成されました。 ・公立小学校には副担任はいません。1人の学級担任が全教科を教え、給食や清掃の指導も自ら体を動かして行います。休み時間に子どもとも遊びます。 ・国・社・算・理・音・図・家・体の教科の授業時数はゆとり教育前とほぼ同じに戻りました。その一方では3年から英語学習が週2時間加わりました。さらに、プログラミング学習も行わなければなりません。授業時数はむしろゆとり教育前よりも増えているのです。土曜日が原則として休みになっているので、平日の一日あたりの授業時間数が増えました。自治体によっては、毎月、土曜日に1回~2回午前授業を行う所もあります。あるいは、夏休みを10日減らす自治体もあります。文部科学省が告示している「小学校学習指導要領」を熟読して勉強してください。 ・宿題は毎日出している小学校がほとんどです。 ・課外の部活動は、もともと小学校にはありません。 ・教員がPCでプリント類を作成することもあれば、子どもがより理解できるようにするために、あえて手書きでプリント類を作成することもあります。デジタル印刷機はゆとり教育の前から普及していたので、それは教員の業務の軽減に寄与しません。 公立小学校の教員は原則として1人で全教科等を担当します。上に書いたように担当教科の指導時間数が増えたので、教材研究(教材の内容の把握・授業の指導計画の作成・授業で用いる教具の準備)をするの負担も増えました。 あなたは、全教科等の教材研究や準備を1人でできますか。そして、1人で全教科の授業ができますか。 公立小学校での教員の重要な任務は学校内の児童の生活指導です。この10年来、公立小学校が徐々に荒れ始め、児童同士の暴力・暴言・ケンカ・いじめ・学校の窓ガラスの意図的な破壊・主に高学年の男子児童による教員への暴行・・・・・。それらが発生することは、日常茶飯事になりました。教員や教頭(副校長)がそれらの事例に対応・解決するために東奔西走しなければならなくなりました。そのために教員がどれくらいの膨大な心身のエネルギーを使わなければならないか、あなたには分かりますか。 親からの苦情・いちゃもん・どなりこみも急速に増えてきました。教員のあら捜しをしてそれについて、夫婦そろって教員を攻撃するのです。まるで、自分たちのフラストレーションを教員にぶつけるために攻撃するのです。その対応も担任と教頭(副校長)がしなければなりません。 さらに、小学校特有のことですが、上司にあたる教員や校長からの陰湿なパワハラが横行しています。これが、平教員の心をどれほど傷つけることか。 これで、公立小学校教員の職務は終わりではありません。学級・学校に関わる膨大な事務・教育委員会に提出する書類作成の事務を片づけなければなりません。事務補助員などいないのですから。帰宅時間は10時を過ぎることも珍しくありません。 以上が現在の小学校の実態です。心身を病んで休職する教員や中途退職する教員も数名見てきました。1度は小学校の教員を目指した者も、先輩やその他の知り合いからこのような公立小学校の実態を知って、教員採用試験を受けないことにした者が私の周りにも何人もいます。 私はあなたと違って、特定の政治的イデオロギーに染まっている者ではありません。右でも左でもありません。小学校教員採用試験の倍率が究極的に低くなっていることを、政治的なイデオロギーで捉えないでいただきたい。 あなたも、一度公立小学校の教員をやってみたらいかがでしょうか。

    続きを読む

    1人が参考になると回答しました

  • 業務負担軽減項目、ガリ板以外何も経験しておりませんし、近隣の市町村でも聞きません。それこそ「働き方改革をしています」という印象操作にしか見えません。文科省と、教育委員会と、現場ではまた温度差があります。皆自分が1番可愛いので、耳障りのいい事を言うでしょう。教職員の仕事は理解しかねますよね。内側にいなければ何も分からないところに闇があると思います。 モンスターペアレントは人数が増えたと言うよりも、要求が増えました。どうでもいいような事で、子供のように喚いて訴え、何ヶ月も攻撃的な電話を続けるような事もあります。不登校については、教室には通えないが、保護者が働きたい為に、学校の「どこかの部屋に預けたい」という申し出に対応すべく、今まで教材研究等に充てていた時間を削ってその児童の対応をしています。この一面においては物理的に増えています。しかしそれが効果的な対応かというとまた別で、結局時間ばかりかかって成果をあげないのもまた、闇です。

    続きを読む

    1人が参考になると回答しました

この質問を見ている人におすすめの求人

< 質問に関する求人 >

マスコミ(東京都)

求人の検索結果を見る

< 質問に関する求人 >

教師(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    職場・人間関係に関する質問をキーワードで探す

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    求人の検索結果を見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 職場の悩み

    転職エージェント求人数ランキング

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる