解決済み
そりゃ、病院によるでしょう。 初期研修医と専攻医とは全然違うものですし、その区別がつかない人があれこれ言えるものではないです。 今の研修医制度ができるまでは、初期研修医の多くが大学病院で雀の涙の給料で働き、夜間や土日に民間病院でアルバイトをしてお金を稼ぐという生活でした。これが「関西医科大学研修医過労死事件」によって、社会問題になり、今の「新臨床研修医制度」ができました。これにより、初期研修医の労働環境は守られ、指導医も定時に帰すことを要求され、それ以降に働いていても「自己研鑽」として時間外給与はつけないのです。まあ、多くの研修病院で、初期研修医は守られるようになっています。 その後、その影響を受けたのが専攻医で、ここで起こっていることが「無給医問題」「働き方改革」です。 大学病院を中心に、安い給料で働き、時間外給与はもらえず、その分を夜間や土日に民間病院でアルバイトをして稼ぐ生活が、20代後半から30代の医師がやっているのです。 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ce5aecf842cbb4b0a7a643ea4b4cc50c716bdb40 そして、大学病院でなくても一般の研修病院でも、専門医資格としても研修病院の実績としても必要な、学会発表や臨床研究、指導医はその指導など、パラメディカルにはわからないところで多くの仕事をしているのですが、これが「自己研鑽」になるわけで、給料も出なければ労働時間にカウントされないのです。 https://news.yahoo.co.jp/articles/9eacf42150da65eee7ea2f9b5674fc44c9144cfe 私は平成初期の、古い研修医専門医制度で育ったものですが、その時はもっと扱いはひどく、医師になってから20年は、3泊以上の旅行に行ったことはないですし、1年で1回も病院に顔を出さない日は、年に10日もなかったです。心配な患者がいれば休みの日でも顔を出し、急変した患者がいれば呼び出されました。ここ20年で急速にこれらの状況が改善され、さらに今後働き方改革でより改善されるのでしょう(給料は減りますが)。 病院によっては、改善が進んでいる病院もありますし、まだ古い体制が残っている病院も多くあります。特に初期研修医は、めちゃくちゃ忙しいところと暇なところと大きな差があります、ただ、専攻医はほとんどの病院でめちゃくちゃ忙しいです。
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