司法書士の不動産登記法の勉強をしているのですが 敷地権の登記のない区分建物とは、ざっくりいうと賃貸マンションのことです…

Question

司法書士の不動産登記法の勉強をしているのですが
敷地権の登記のない区分建物とは、ざっくりいうと賃貸マンションのことですか？

Answer 1

＞ざっくりいうと賃貸マンションのことですか？

違います。賃貸マンションは単なる一棟の建物です。区分建物ではありません。

敷地は、建物に対応する土地です。
所有権だったり地上権だったり賃借権だったりします。

敷地権化された区分建物は、建物と一体化していますが、
敷地権化されていない区分建物は、建物と敷地（土地持分）を別々に取得します。

Answer 2

一例として挙げます。
法改正後に敷地権表示に変更する際には当事者（所有者等？）の同意が求められ、それが揃わなかったマンション（区分所有建物）は従前の土地・建物が別々に登記されたままとなっています（ご参考まで）。
区分所有建物が賃貸に出されることはありますが、当初から賃貸目的なら基本的にワンオーナーであり複雑な区分登記の必要はありませんから、賃貸物件は例外的です（経験的に）。

Answer 3

昭和の世代にマンションがどっと出来てトラブル防ぐために出来た制度が敷地権です。なので古いマンションには敷地権化してないものもあります。どうなるかというと、売買で建物と土地が別々に登記するので下手すると建物買っても土地は他人のものなんて事態になりかねません。

Answer 4

いえ、シンプルに敷地権ではないマンションです。土地と建物、普通の一軒家の様にそれぞれに登記がされてます。