この問題では各期首・各期末に仕掛品がありませんので、直接材料費と変動加工費のボックス図をまとめることができます。 例えば当月投入量が1,000個、完成品800個、期末仕掛品200個(進捗度40%)としたら、 直接材料費のボックス図の各数量は当月投入1,000、完成品800個、期末仕掛品200個となります。 一方、変動加工費のボックス図の各完成品換算量は当月投入880個、完成品800個、期末仕掛品80個となります。 直接材料費と変動加工費で計算の基準となる数値が異なるので、ボックス図は2つあった方が計算がしやすいです。 一方、本問のように完成品1,000個で期首・期末の仕掛品が0個だった場合は、 直接材料費のボックス図の各数量は当月投入1,000個、完成品1,000個となります。 一方、変動加工費のボックス図の完成品換算量も当月投入1,000個、完成品1,000個となります。 直接材料費と変動加工費で計算の基準となる数値が同一となるので、ボックス図はひとまとめにしても支障はありません。 しかしあくまでもまとめることが"できる"だけであって、まとめなければ"ならない"というわけではありません。 問われているのはあくまでも損益計算書の作成であって、ボックス図をいくつ用いるか、ということではありません。 そのためボックス図を3つ書いた方が解きやすいのであれば、3つ書いても何も問題はないです。中には売上原価のボックス図しか書かない人もいると思います。
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