解決済み
研究(論文)について。 28歳男性です。 読書が好きで、最近は脳科学の本をよく読みます。 その話を同年代の知人にした際に「研究っていうのは研究者自身が『求めている結果(主張したいこと)』を前提にサンプル集めて実験して結果をまとめるだけだから、研究者が自分に都合が良いことを論文として残しているだけなんだよ。だから世の研究結果なんてあてにならないんだよ。」 と言われました。 私は機械系専攻の院卒で、 一応研究して何度か論文を書いて発表してきた身なのですが、 結果が想定通りにならないことも多々ありますし、 そういった論文でも学会で発表しました。 研究が本業の方は、やはり研究結果が想定と違ったり、 自分が以前主張した理論と異なる結果が得られた場合は 公表しなかったりするものなのでしょうか?
45閲覧
さぁ、あたしゃ研究者ではないですから何ともいえませんが。 とはいえ、かの有名なアインシュタンは、自分が求める結果が出なかったから、宇宙項なる定数を追加した。アインシュタインはこれについて、自身は納得せず、その後ハッブルなどが観測などによって提唱した説をもとにして、アインシュタインはこの「宇宙定数」を撤回した、という話はよく知られたものです。 質問者さまとは逆の話ですが、アインシュタインとしては、この時点で納得しなかったことを、観測の方が追い付かなかった、という例でしょうかねぇ。 まぁその知人さんの言われたことは、半分は正しく半分は間違いでしょうか。 自然科学なりの科学者は、もちろん自分が考えた理論について、それとは合わない、納得がいかないような結果が出た場合、自分の考えが間違いか、そうでなくとも何かしら別の想定していないポイントが影響している、とみなすでしょうから、ある程度正しい、ということを自身で確認しないで、正しいとした理論を推し進めるということはしないと思います。 もちろん、そのあたりを強引に論文としてまとめ上げた、という場合もあるでしょう。 実験や観測による数値が、自分の論と異なる場合、ほとんどの場合は測定誤差とみなして無視するか、あるいはそうした数値が出た場合、その理由を突き詰めるか、どちらかになるかと思います。 検証で得られた結果を、誤差とみなすか、特異点とみなして研究をさらに突き詰めるか、というのは、その研究内容にもよると思います。 まぁ自然科学において、ある科学者が出した結果がほんとに追試で同じように得られるか、ということをしますから、その追試に耐えないと判断すれば公表しないか、さらなる研究を重ねると思いますよ。 とりあえず一意見として参考までに。
< 質問に関する求人 >
研究者(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る