解決済み
司法試験の合格率が近年 右肩上がりですが 理由はなぜでしょうか。 国として これから 弁護士をどんどん増やしていくということでしょうか?ということはこれからどんどん 資試験が簡単になっていくということでしょうか。宜しくお願いいたします。
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現在の司法試験は、法科大学院修了者か予備試験合格者でなければ受験することができませんが、法曹人気の低迷により法科大学院に入学する人が年々減っており、それに伴って受験者数が年々減少しているところ、それに応じて合格者数を減らすと法科大学院が潰れてしまうという理由で文科省が減員に抵抗しているので、現在の政府方針では年間合格者数1500人を目指すことになっておりなかなか大きく減らせず、合格率が次第に上がっているわけです。 もっとも、法曹界では今時の司法試験下位合格者が全く使い物にならないことは広く知られているので、司法試験の合格順位が採用の際に重要な基準とされており、例えば1000位以下といった下位合格者では、まともな法律事務所への就職はほぼ絶望的です。 このまま事態が推移すれば、司法試験は受験者のほぼ全員が合格できる試験になるかも知れませんが、試験合格と法曹界へ就職できるかどうかは全くの別問題ということになります。
なるほど:3
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入口を広げれば合格率は下がるし、入口を狭めれば合格率は上がります。
受験生が減っているのに、一定数の合格者を出したいためです。そのことでさらに受験生が減っていくという悪い循環に落ちります。
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