あなたは中高生でしょうか? 将来の職業を考える時期なのですね。 漫画編集者というのは、 「漫画家を支える」というより、 「売れる漫画を世に送り出す」のが仕事です。 漫画家の力量を見きわめて、 売れないと思った漫画は捨て、 才能のない漫画家は見限るのも、 仕事の一部だったりします。 ですから、今は、 創作物の読解力や批評眼を磨きましょう。 漫画だけじゃダメです。 小説、映画、演劇、アート、音楽… さまざまな創作物や表現物に幅広く触れ、 その作品は面白いのか面白くないのか、 面白いならどこがどのように面白いのか、 面白くないならどこがどのように面白くないのか、 面白くても売れないのはなぜなのか、 面白くなくても売れているのはなぜなのか、 深く考え、言葉にする能力を磨いてください。 学校の勉強も、もちろん重要です。 なぜかというと、 優れた漫画には、エッセンスのように、 さまざまな知識や教養が隠されているからです。 5教科の内容は、実は、 優れた漫画を理解するため必要なベースなのです。 週刊少年ジャンプは、集英社が出しています。 集英社といえば、日本の大手出版社の一つ。 漫画だけでなく、 小説やノンフィクションや人文系の専門書を 多数刊行しています。 集英社の社員は、 会社の人事で、さまざまな担当を異動します。 今ジャンプの編集を任されている人は、 漫画の編集だけでなく、 難しい専門書の編集もできるだけの能力を ちゃんと持っています。 そういう高い能力の持ち主が漫画の編集をやるので、 深みのある面白い漫画が生まれるのです。 女性を受け付けていないらしい? あなたがこだわるのはそこですか? 性別の問題じゃないでしょう! (ちなみに女性を採用しないというのは法律違反なのでありえません) 集英社のような大手出版社は、優秀な人の憧れの的。 集英社の採用試験って、 東大生でもボロボロ落ちるくらい倍率が高いのですよ。
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集英社の就職偏差値は77のSSランク、倍率は190倍ですから、入社難易度はTOPクラスです。 集英社には東大や早慶クラスの志望者が殺到しますので、高学歴が必須になります。 そして競争を勝ち抜いて入社出来たとしても、漫画編集部に配属されるかどうかは完全に運です。 正直な話、漫画の編集者になりたいという人は採用されないと思います。 そもそも集英社は漫画だけを出版している企業ではありませんから、集英社で働きたい人と漫画の編集者になりたい人とでは、恐らく前者を採る可能性が高いでしょう。 とにかく入社出来なきゃ意味が無いので、漫画編集部のことは忘れて、集英社の就職を目指すべく一生懸命に勉強して対策を取りましょう。
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集英社に勤めているわけではないですが仕事の付き合いがあり、編集者の知り合いも何人かいます。 ヤンジャン編集部やジャンププラス編集部なら女性編集者はいますよ。 ただ、大前提として集英社に新卒採用で入社できても配属先を決めるのは会社のため、コミック編集部に配属されるかどうかは完全に運任せです。 面接など選考段階での過度な漫画好きアピールは逆に敬遠される傾向があるため、将来採用試験を受けるつもりなら注意したほうがいいです。会社は「あらゆる出版物に対応できる人材」を求めているからです。 漫画は好きだけど、ジャンルに限らず編集者という仕事に興味がある。本音は別でも表面上はこういうスタンスでないとコミックを扱っている総合出版社は厳しいです。 以上、参考にしていただければ幸いです。
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まずは勉強する。 集英社に入るのは東大でも落ちまくるような超高学歴揃いなので。 勤務時間も不規則で激務、それに耐えられる体力も必須です。 そういう面で女性が勤務することが厳しいだけで、それをクリアできる女性なら受け付けないなんてことはありえません。
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