教えて!しごとの先生
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私は学童で働く 支援員です 実は 40人前後の2年生から5年生を 見ている教室 なんですけれども 本日 スタッフが3人で…

私は学童で働く 支援員です 実は 40人前後の2年生から5年生を 見ている教室 なんですけれども 本日 スタッフが3人で 外に出るかどうだか相談していました スタッフ数が少ないので外に出ることはあまり良くないと言うてたんですけども どうしても外へ行かせてあげたくて 外へ遊びに行かせてあげたいという 言って 他の先生が では5時から いかがですか っていうことで 5時から外へ行くことにしました そして5時子供たちが外で遊んでいたのですが 私が運動場を巡視していた時に 石を投げられたという 訴えがありました 2年生の男の子 が同学年の女の子に 遊びの延長戦 で石を投げてしまい それが 右肩の部分に当たってしまいました 女の子は その時 泣きもせず普通に他の友達と 笑っていたので 男の子を叱って 終わり後で保護者の方々に連絡を しようと思っていました しかしながら 学童の教室に戻った女の子は 学童にいるお姉ちゃんを見て泣いて 叫びました 保護者の方からは学童は信用ならないと言われてしまいました 病院へ行ってレントゲンを取ってくることになり 学童の保険を使うことになると思います この 場合 やはり 人が少ないのに外へ行ってはいけなかったのでしょうか 私がちゃんともっと 子供たちを見ていたらこんなことにならなかったのでしょうか もちろん 石を投げた男の子は泣きながら猛省していました 2年生 ということもあり これをやったらどうなるだろうという想像が かなり 乏しい 年齢です この時 私はどうしたら良かったでしょうか

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    学童保育で責任者をしております。 学童保育は安心と安全が大前提となりますので、外遊びに限らず全ての活動において、万が一の時にも適切に対応できる状況か判断を下します。 子ども達は外遊びが大好きですから、危険な状況であっても出たがります。その為、天気や気候はもちろん、職員の人数や能力、こども達のメンバーや能力など、様々な要因を総合的に考慮して出すかどうかを決断します。下記に少し具体例を挙げてみます。 ①熱中症指数計を日陰で測定したところ、ギリギリ外遊びに行ける状態だった。→日向の場合は数値が上がるため危険。遊ぶなら日陰のみにして15分に一回水分補給をとるようにする。また、1時間は出さず、30分にするor先におやつや掃除を済ませてしまい、夕方涼しくなってから出る。 ②職員が4名いるが、校庭が広く、多動傾向のあるお子さんが2名おり、トラブルメーカーも1名いる。3名とも外遊びを希望。→室内に1名、外に3名の職員を配置し、1名は内と外で何かあった時にすぐ対応できるよう子供とは遊ばずフリーで見守り+校庭の遊べるスペースを半分に制限する。or夕方になれば3名中1名帰宅するので、帰宅する頃に出る。 ③職員が3名いるが、1名は高齢で経験の浅い職員、もう一人は若いが新人、最後の一人は責任者。室内と校庭は離れている。→年配の職員と新人の職員では緊急時の対応や児童のトラブル対応が十分にできないと判断し、外遊びは中止し、全員で見る。 ④子ども達が指導員の判断に不満を言う→何がどう危険な状態なのかを合理的に説明し、納得できないのであれば出せないことを毅然とした態度で伝え、以降は取りあわない。等々。 上記の様に、その時その場の状況に応じて安全が保てるかどうかを常に判断しながら保育を行うのが支援員のお仕事になります。今回、人に向かって石を投げるという危険行為を未然に防げなかったこと、児童の怪我を見抜けなかったこと、結果として保護者の不信感に繋がってしまったことなどを考えると、出すべきではなかったと言えます。 今回の女の子への対応については情報が少ないので判断が難しいのですが、遊んでいる時はアドレナリンが出て興奮状態にありますので、本来は重篤な怪我であっても、感覚が麻痺して平気そうな様子を見せたり、遊びたいがために大丈夫と嘘をつく事はよくあります。遊びが終わってアドレナリンの分泌が終わり、麻痺していた傷みが強まり姉の姿を見て安心して泣き出したという可能性も考えられます。 まずは、怪我の状態を目視で確認し、異常がないかを確かめる必要があります。質問者様の性別は分かりませんが、もし男性であり石が当たった場所が服の下などであれば、女性職員を呼んで確認を依頼します。石を投げた位置と当てられた位置と距離、石の大きさ、投げた強さなども確認をします。 その時点で外傷が見られずとも、衝撃から少し時間が経ってから腫れてくる場合もありますので、15分~30分おきに怪我の状況を確認すると良かったと思います。大事をとってすぐに室内に戻らせて保冷材などで患部を冷やす対応も◎。 また、後で言った言わないの水掛け論にならないよう、他の児童や指導員がいる前で大丈夫かどうかや痛みの有無を確認し、遊びを継続する場合は少しでも傷みが出たらすぐに支援員に伝える事を条件に遊びの継続を許可すると良かったかなと思います。 学童保育の支援員は、子ども達が好きで、色々なことをしてあげたい、子ども達の希望はできるだけ叶えてあげたいという想いで仕事をしています。しかし、それを実現するには、職員の能力が高くなければ叶えてあげることは出来ません。 もっと見る事も大切ですが、それ以上に、ヒヤリハット集や事故事例集などで様々な事故ケースを調べて学童保育を取り巻く危険性について理解を深め、自分であればどう対応したか、どうすれば防げるかを考え、普段の保育や指導に取り込むようにすることが大切です。 うちの施設の場合は、職員のスキルアップだけでなく、毎日の保育の中で読み聞かせを実施することで物語を通して記事体験を重ねて経験値を増やし、想像力や問題解決能力の向上を図っております。また、トラブルが起きた場合や危ない場面があった時は全体の前で共有し、どのような危険性が考えられるか・原因・対策などについて子ども達と話し合い、子ども達の危機回避能力を高める取り組みをしています。 そうすることで、少し指導員の能力が及ばずとも、「この子達なら大丈夫」と、自信をもって送り出すことができるようになります。 参考になれば幸いです。

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