2級の工業簿記のCVP分析の問題の中の、目標営業利益の問題でわからないところがあり、質問させて頂きます。 問題文は画像…

Question

2級の工業簿記のCVP分析の問題の中の、目標営業利益の問題でわからないところがあり、質問させて頂きます。

問題文は画像の問3の問題です。

問題集の答えは
貢献利益率0.63を使い0.63S-1,890,000=630,000
0.63S=630,000+1,890,000
S=4,000,000

答え4,000,000

になっています。

対して自分の答えは
営業利益630,000なので
売上高のうち、9%が営業利益
よって
630,000÷0.09=7,000,000

答え7,000,000

になります。

答えが違う分、自分の考えが間違っているのだと思いますが、自分の考えのどこが間違っているのかが分かりません。

よろしくお願いします。

Answer 1

営業利益率は常に一定ではありません。

例えばですが、

売上10,000
変動5,000
貢献5,000
固定3,000
営利2,000

で、あれば営業利益率は20%です。

仮に倍の数量を売り上げたとします。

売上20,000
変動10,000
貢献10,000
固定3,000←固定費は販売数量によって増減しません。
営利7,000

よって、営業利益率は35%です。

つまり売上が3,500,000円の時に営業利益率が9%だったからといって、営業利益が630,000円の時も利益率が9%とは限らないということです。
そのため質問者様の解答方法も間違いということになります。