経営コンサルタントという仕事に興味があります。具体的にどんな業務内容なのでしょうか。大手へのコンサルでも中小へのコンサル…

Question

経営コンサルタントという仕事に興味があります。具体的にどんな業務内容なのでしょうか。大手へのコンサルでも中小へのコンサルでも構いません。主力商品の饅頭の塩分を１％上げたとか、賞与の基準を変えたとか、あるいは１００億円だった売上を３年で２００億円に上げたとか、あるいはひたすら社長のゴルフに付き合ったとか、どんな観点でも構いません。経営コンサルタントの業務内容をできるだけ具体的に教えてください。

Answer 1

国家資格で言えば、中小企業診断士が該当しますね。

○企業と顧問契約を結んで、経営相談に乗ったり、今後の経営戦略構築のサポートや補助金の申請の支援をする。
○公的な支援機関からの依頼を受けて、単発的な経営相談会で来場者にアドバイスする
○各種団体の経営関係セミナー講師を務める
○行政の依頼を受けて、まちづくりや事業等の諮問委員会などの学識経験者を務める

私は公的な経営支援機関の職員で、診断士の先生にはよくお世話になっています。先日は、売り上げが低迷している経営者の相談に対して、経営学や他の企業の事例などを踏まえてアドバイスをいただきました。

質問に「饅頭の塩分を…」については、経営コンサルタントではなく、どちらかと言うと、フードコーディネーターの仕事かなと思います。経営コンサルタントなら、直接的な味覚の調整よりも
「饅頭の塩分へのこだわりが他店と違うことをお客さんにきちんと伝えるにはどうしたらよいか？」
「饅頭製造に係る塩分を増やす資金を確保するためにどうしたらいいか？」

「健康に気を使う人にも買ってもらえる塩饅頭を開発又は販促するにはどうしたらいいか？」といった相談への関与が多いかと思います。

Answer 2

一昨年、ある中堅コンサルを利用しました。

目的は、M&Aです。一年間かけてM&Aで買収を目標に活動し、コンサル利用を調査し、プロジェクトを企画立案して社内を私自身がリードしました。コンサル３社に的を絞り相見積もりをとり、うち１社に委託し、一年間いっしょに活動をした、という経験になりました。結果は、M&Aならず、プロジェクトを解散させたという現実です。

まずコンサル選びをしました。世の中にどんなコンサルがあるのか、この時のテーマは「企業買収をしたい」でしたので、これをサポートしていくれるコンサルがどんな会社があるか調査しレポートをしました。誰でも知っている超大手、外資もあれば、国内企業で誰も知らないけど優秀な会社がいくつもあり、小さなコンサル企業もありました。結果的に、国内企業の中堅どころで老舗、名前は有名なコンサル会社を選択しています。

実際のコンサル内容としては、社内外の分析とレポート、M&Aの戦略立案のサポート、実行にいたるま伴走をしていただきました。感想としては満足度は高かったです。

形式としては、よくある常駐ではなく、頻度の高いミーティングを繰り返して実行してもらいました。これは費用面と目的がM&Aだったから、と言えるでしょう。

内容としては「どういう情勢か」という環境と自社の分析レポートをもらい、「何をやるべきか」と戦略を私たちが立案するのを助けてもらいました。私たちが立案するのと同時に彼らも案を出してきて「なるほど、そういう観点があるのか」と何度も教えてもらいました。実際にM&A活動の実行も彼らにお願いし、その交渉もしてもらっています。

結果的にはよい案件に恵まれず、私たちの方もM&Aへの取り組み姿勢の不足を痛感させられたので、とても良い機会であったと思っています。

一般的に、コンサル会社は、事業会社から「うとまれる」傾向にあります。口だけだして実行させられ大金を奪っていく、との印象ですね。コンサルには大きく分けて、IT系と経営系に分かれるようです。基幹システムやDXなどのIT販売を中心にすえたIT系コンサルが大勢を占めており、ほとんどのコンサルはこちらに属します。そのため、IT系コンサルが同時に経営コンサルを引き受けていることがほとんどで、経営系コンサルだけで事業を成立させることは難しくなっていると思われます。

専門分野の深堀と、卓越した俯瞰的視点、その両方を持ち合わせたうえで、最新の経営トレンドをキャッチアップできていなければならず、なかなか大変な仕事だと思います。高給を取れるのは、うらやましい限りですが、私はやろうとは思わないです。

Answer 3

基本的には顧客の収益を上げることに対するアドバイスをする仕事・・・・・
マーケティング調査をして店の出店先の提案やコストカット・・・
提携企業の斡旋などいろいろあるかと・・・( 一一)