中学教員の職階で講師とはどういう仕事ですか？大学教員なら講師というのは聞いたことがありますが、中学生のときに先生で講師と…

Question

中学教員の職階で講師とはどういう仕事ですか？大学教員なら講師というのは聞いたことがありますが、中学生のときに先生で講師というのは聞いたことがありません。具体的に普通の教員とは何が違うのでしょうか？https://news.yahoo.co.jp/articles/3bddd09e37ef768292a044603b399f22d044a61f

Answer 1

私立と公立では処遇が違うのですが、もと県立高校教員の立場から述べます。

都道府県・市町村で昨年の7月以降に行われる「新規採用試験」に合格したものが、翌年の4月から「新採教諭」として各現場に配属されます。
つまり職場における「教諭」とは「正規社員」と一緒であり、公立なら【地方公務員】です。

原則、都道府県・市町村の教育委員会に人材登録され、教諭では人手がまかないきれない場合に連絡を入れて「期間限定で」採用されるのが「講師」です。

原則、「常勤講師」は4月からの1年間の採用で、更新もあります。
「常勤講師」は勤務体系が「教諭」と一緒です。授業以外にも生徒指導や進路指導と言った仕事も部活動の顧問もします。【原則・高校ではクラス担任を持つことはほとんどありません】
仕事の量が教諭と同じだが給与が少ない。来年の就労の保障がない。
それが常勤講師です。

「非常勤講師」は 指定の曜日・時限の授業を担当する【のみ】の勤務です。ですから、完全に「教育アルバイト」です、春先からも、年度途中からも、教諭や常勤講師の産休や病休などで、人材登録から急遽連絡が入って採用されるものです。 もっとも給与が少なく、何の保障もないと考えてかまいません。複数校をかけ持ちしないと食べていけないものです。

Answer 2

講師っていうのは、6ヶ月契約の臨時職員のような物です。

「常勤講師」と「非常勤講師」という物があって、常勤講師の場合には担任をもって普通にクラス運営をしていたりするので、普通の教員とぱっと見で見分けられません。

非常勤講師は分かりやすくて、その授業時間だけやって来る先生の事です。
例えば美術の時間だけやって来て、授業が終わったら帰る。とか、音楽の時間だけやって来て、終わったら帰る。とか、そういう人達が非常勤講師です。

その上で、常勤講師も非常勤講師も、本来の契約は6ヶ月以内なんですが・・・

年度途中に担任だった常勤講師が居なくなったら、生徒は困ってしまいますよね？

なので、6ヶ月間の契約満了後に、そのまま退任になってしまうと困る場合については、1回に限り6ヶ月の契約を更新出来る。という事になっています。

このため、最初の6ヶ月と、契約更新で6ヶ月で、合計で12ヶ月、つまりは1年間の勤務が可能。という訳です。

年度途中に常勤講師が居なくなっても困らないパターンとしては、産休の先生が年度途中に復帰して居るとか、そういう場合は年度途中でも終了になる場合もあります。

このため、1年間居る常勤講師って、全く見分けられません。
普通の先生のように見えて、普通じゃない先生が居る。という感じになるので、そういう物だとは思っておいて下さいね。

長くなりましたがとりあえずはこの辺で。

Answer 3

教員採用試験という試験を聞いたことがありますか？

これが自治体（都道府県）の、いわば、入社試験です。
これに受かると定年までずっと公務員

教員免許を持っていて、その試験に受かった職員を教諭と言います

免許は持っているけど、まだ受かっていない職員が講師です。

Answer 4

中学校教師には、大きく分けると教諭と講師がいます。最大の違いは、教諭は教員採用試験に合格していますが、講師は教員採用試験を受けていないか合格していません。
教諭は数年単位で同じ学校に居続けますが、講師は一年契約なので同じところに居続けられる保証はないです。
上記のような契約上の違いはあるのですが、教育現場はいつでも人員不足なので、講師であっても教諭と同じ仕事をしています。