ザル法ですね 予定していた業務内容の変更や成果報酬の減額を禁じてはいるものの発注時のダンピングまでは規制されていません 最初から雇い主の言い値で仕事をさせられているフリーランスにとってこのニュースは馬耳東風 残念ながら元受けはこれまで通り安い請負先を探して発注するだけなのでこの法律ができても概ねフリーランスの助けにはなりません 例えば業務が聞いていた発注内容と大いに違ったとか拘束時間が予定より長引いたので雇い主に対し追加報酬を求めたとしましょう 今までは門前払いだったものがこの法律ができたおかげで渋々でも支払ってくれるでしょう しかし次の発注は来なくなるかもしれません つまりそういう事なのです フリーランスは「職場の人間関係」や「不条理な業務命令」という多くの労働者が最も忌避したいストレスから解放されている反面 報酬のために下げたくもない頭を下げるリスクが伴います 余談ですが 仲間の個人事業主は「傲慢な元受けにムカついたらそいつの顔を『福沢諭吉』だと思い込むんだよ」と笑っていました これこそまさに「フリーランスの悲哀」というものでは無いでしょうか 難しいとは思いますが それぞれの業界で組合を作り 皆が納得できる最低受注価格とルールを設定して自分たちを守るほか根本的な改善策はありません
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