大手会社の子会社でビル管理会社で勤務しております。 若いころ縁あってこの会社に入社いたしました。 ぬるい会社だなぁと…

Question

大手会社の子会社でビル管理会社で勤務しております。
若いころ縁あってこの会社に入社いたしました。
ぬるい会社だなぁと思いつつ今まで仕事をしてきました。給料はそこそこもらえるので、仕事の出来る人にくっいて仕事を覚えてきました。
昨今の不景気で他のビル管理会社から途中入社してきた人と話をすれば
技術・知識・仕事への取り組み方の差が歴然としております。
途中入社組みは経費削減時間管理ができている。
会社側の立場にたった考え方で働いている。

昔からいる社員は給料が少ないから少しでも残業を作り給与にあてる。
現場の責任者として考え方を変えていく必要があるのですが、
会社側にたって残業までを考えるというのはどうでしょうか？
もちろん、だらだらと働こうというわけではありません。

Answer 1

うむ。面白い質問だね。たしかにさ、大手と中小だと経営基盤が違いすぎるから取り組みも異なるよね。大手といっても様々だけれどね。ビル管理会社で大手の子会社ってことは、持ちビル管理ってことなのかな。そうだったら、競争意識が低いだろうね。でも中小のビル管理会社で独立系なら、自分たちで営業して取ってきたビル管理をして、技術やサービスを向上させないとお客さんを取られてしまう可能性があるよねえ。そのあたりが違うんですよ。意識がね。

たとえばさＴＢＳあるじゃん。今、ＴＢＳは、夕方やってる水戸黄門の再放送が、最高視聴率の日さえあるほど、視聴率が低迷しているそうです。でもね。ＴＢＳって赤坂・六本木に、不動産とビルを大量に持っているからさ、テレビの広告収入が駄目でも、不動産の上がりがいっぱいあるそうなんですね。つまり・・・意識が低いってわけです。大金持ちの馬鹿息子っているじゃん。それと同じでしょう。意識が違うってことで、それが継続して何年もやれば、変わるわけですよ。

残業代まで考えるっていうのは、まあ中小企業にいた人の意識かもしれませんね。そうした経費が、会社の収益を圧迫するっていう意識があるし、サービス残業は、お客さんへのサービスを良くすることにつながるなら、結果的には会社の収益をあげると考えるわけですね。そういう意識がないと中小企業はやってられないこともあるんですよ。

私は、今、会社経営していますが、サラリーマンのときに転職して、中小から大手にいったことがあるんですね。そこで感じたことは、大手はヌルイということでしたね。そこにいた部長さんとかも、たしかに一流大卒で頭はいいかもしれないけれど、もうヌクヌクと大手の看板で商売してきた人で、知恵が無い人が多かったね。つまりさ、人間って、環境にそって成長するんでね。ヌルイ環境にいるとさ、人間もヌルクなるってことなのですよ。

貴方が管理者なら、２つの選択がありますよね。１つは、既存のやり方を良しとする。もう１つは、新しく入ってきた人の考え方を取り入れる。こうすると、既存社員には、不和・不信を与えるかもしれません。でも貴方自身が変わっていかないと、意識の高い人はついてこないでしょうから、逆に学ぶようにしたらいいと思いますよ。貴方が部下に堂々と「そういういいところがあるのなら、どんどん取り入れたいから、教えて欲しい」なんていっちゃってもいいかもしれません。器が大きくなるかも・・・です。