回答終了
ミスター高圧ガス様 はじめまして、ガス関連の会社から相談を受けDX化を推進しているものです。2022年3月4日に経済産業省の高圧ガス保安法などの一部を改正する法律案が閣議決定された件に関して スマート保安の推進が進められています。 今後、機械が介入した点検が行われ日常点検が減ることはあるのでしょうか 大変お恥ずかしい話ですが 日常点検の内容、かかる時間に関してもネット等で調べてもよくわからなかったため内容をおしえていただいたうえで更に省人化できそうな点検の内容がございましたら教えていただきたいです。 知識不足で大変恐縮ですが回答お願いいたします。
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お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。 このたびはリクエストありがとうございました。 先ず最初に2022年3月4日付の高圧法に係る閣議決定については、2022年6月22日に高圧ガス保安法の改正として公布されています。 【閣議決定に関して ↓】 https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220304004/20220304004.html 【改正の確認 ↓】 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/208/meisai/m208080208050.htm 2022年6月22日の高圧ガス保安法の改正に関しては、簡単にいえば「大枠の設計部分を変えますよ」ということで、詳細の設計は省令の方に規定されることになるので、現在、あーでもないこーでもないという形で議論をしているところになります。 具体的にどういうことをしようかと言うことに関しては、高圧ガスに関する審議会として「高圧ガス小委員会」というものがあって、そこで審議がされています。 https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/koatsu_gas/index.html とくに 2022年12月15日(第23回)の資料2 2023年2月24日(第24回)の資料1 2023年3月24日(第25回)の資料3-1 に詳細の設計のことが書かれています。 今回の改正は、どちらかというと現在、経済産業大臣の認定を受けている認定事業所、スーパー認定事業所に対する制度の見直し、インセンティブの変更などが中心で、DX関係もないこともないですが、メインの内容ではないです。 デジタル対応という意味では、むしろ高圧法は今のところ含まれていませんが、液化石油ガス法も含まれたところで、「デジタル社会の形成を図るための規制改革を推進するためのデジタル社会形成基本法等の一部を改正する法律案」が、今年の3月7日に閣議決定されています。 https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2023/03/20230307-01.html こちらは、従来、アナログで行っていた業務をデジタル化に移行していこうというものです。ただし、将来的なことについては、あまり決まっておらず、個別の法律の中で対応の仕方を考えていくのか、それとも例えば「目視による検査」という項目があれば、それは法律毎にやり方を検討するのではなく、いろんな法律をまたがった共通の方法に移行していくのか、まだ、そのあたりのことでもめているようなことを聞いています。 現時点では、何となく、やろうとしていることはわからないでもないけど、具体的にいつまでにどういう形でやっていこうかということは決まっていません。いい方は悪いですが、デジタル庁に振り回されている感はありますね。
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