簿記３級だと会社の決算処理内容は理解できないんですかね？ 私自身資格を持っていないので、簿記試験についてわからないので…

Question

簿記３級だと会社の決算処理内容は理解できないんですかね？
私自身資格を持っていないので、簿記試験についてわからないのですが、今募集している経理で面接に来た簿記３級持ちの方に、決算について表やお金の流れは理解できるか聞くと、わからない人が多いです。
過去問は非公開になったようですが、
簿記３級試験について調べても、決算の勉強されている方が多いので、疑問になりました。
貸借対照表とか損益計算書とか３級では出ないようなものなのでしょうか？

Answer 1

貸借対照表や損益計算書は3級でも学習します。
しかし、実際に会社を経営した経験もなく、机上の学問によって資格を取得した段階の人が、自信をもってお金の流れを理解できるとはなかなか言いづらいのでしょう。
未経験者はなおさらですが、少し経験した人でも全体の流れを把握して業務を行うのはある程度の地位にあった人であり、多くは割り当てられた個別の処理を担当していたという人です。
そういった理由で、総合的な理解度に自信を持てない人が多いのだと思います。

Answer 2

学習簿記では、級数の大きい（級の低い）ほど、内容よりは手続を優先して学ぶプログラムになっています。言ってみれば、事務員を養成するためのプログラムです。

そのため、「貸借対照表とか損益計算書とか」についても、その意味内容よりは、作成手順を学びます。日商簿記ですと、その意味内容の理解は、2級でも足りず、理論問題の出てくる1級レベルです。

また、「お金の流れ」は、簿記学習のテーマではないので、簿記の資格とは直接には関係しません。面接ですと例えば、日常生活でお金の管理をどのように行っているかなどから実務対応可能かを推し量ったりします。