要素の分解とか、因数分解とも呼ばれます。 例えば、「このラーメン屋の売上を短期的に伸ばすには」というテーマであれば、「売上」を構成する要素を最初に書き出します。 売上高=客単価✕客数 客単価は主要商品から推計するしかありません。例えば、ラーメンライスが1000円などと設定します。そうすれば、この1000円をどう押し上げるかという話になります。 参考URL(客単価を上げる) https://misesapo.jp/archives/1093 客数はその店のキャパ(容量)と回転率に分解することが出来ます。こうやって、分解を進めてみて、すぐに変更できるものと無理なものに分けて戦術を考えていくわけですね。 例えば、店のキャパ(席数)を短期間に変更することはできません。しかし、繁華街などであれば営業時間を延長することで回転率を上げられる可能性があります。また、前述のメニューの変更等で客単価を上げるということもすぐに取り組めるはずです。こういったことを最初に定義づけておけば、突飛なアイディアにも説得力が出てきます。 これまた例えばですが、次回200円分のクーポンを付けるとかのアイディアであれば、客数を別視点「客数=新規顧客+リピーター」と分解することになります。リピーターが主に1ヶ月に一回来てくれているのなら、クーポンの期間を3週間とかに設定するという話になります。クーポンも値引きではなく、トッピングに使えるとすれば、客単価を落とさずにリピータの来店率をアップできるという算段になります。新規顧客を増やすには、広告宣伝費をかけるか、TV雑誌webなどのメディアに上手に売り込むかということになります。 まぁ、面接選考担当者も短時間で驚くようなアイディアが出てくるとは思っていませんから、喋っていることが論理的に説明できていればOKといえます。「このラーメン屋の売上を短期的に伸ばすには」という短い言葉から、いろんな枝葉を広げていくためには、その言葉は何と何がかけ合わさっているのだろうという思考が大事で、これが因数分解ということになります。
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