解決済み
医者という職業についての質問です。 私は医学部2年生です。なんとなく成績が良かったから収入が良くて社会的ステータスもある医学部に昔から入りたいなぁと小学校の時から思っていて受験勉強も頑張って合格を勝ち取って入学しました。 でも最近、正直怖いです。 1年の教養の講義が懐かしいです。 解剖実習は動かないご献体相手の実習でしたけどいずれは生きている人間の診断をして薬を処方します。 自分の判断が間違っていたらとんでもない事になります。 死ぬことだって考えられ、そう考えるとビビってしまいます。 これなら処方された薬を監査して時には医者に疑義照会するだけの薬剤師の方が自分には向いていたのではないかと思います。 (すいません、薬剤師の方を貶しているつもりではありません。ただ、仕事の責任は医者も薬剤師も医療チームの一員として変わらないと言ってもやはり医者の労力の方がずっと重いのではないかと考えています) 自分はこれまでリーダーとして真に重い責任を持ったことがなく、無責任な立場でどうこうしていただけの人間だったと気が付きました。 医者もみんな絶対的に自信家で強くてタフなリーダータイプの人たちばかりではないはずです。 何か良い乗り越え方はありませんか?
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医者の大半が同じ悩みを持っていると思います。 もしそうでなければ、医者は単なるサイコパスばかり、ってことになります。 自分の判断が間違っていたら死ぬことだってある。。。。 だからこそ、その判断をミスらないように、勉強し続けるのです。 修練し続けるのです。 薬剤師だってそうでしょ。医師から処方された薬剤を取り違えて渡す。。。これだけでも患者が亡くなったり副反応で重篤にもなります。 薬剤師の方だって、日々そういう間違いを犯さないかその恐怖と葛藤されていると思います。 医師や薬剤師だけではなく、看護師さんもそうでしょう。 まして医療の世界だけでなく、あらゆる業種でも同じです。 電車の運転手は、もし操作ミスしたら列車が転覆、何千名が犠牲になります。 飛行機のパイロットも同じです。操縦桿操作を一つ間違ったら墜落や着陸失敗。何百名の命を奪います。 市バスや観光バスの運転手も同じでしょう。タクシーの運転手も同じです。 そういったリスクは全ての職業にあります。 そのリスクを犯さないために、人間は常に学び、技術の習得を重ねていくものです。 貴方様は医者が社会的ステータスが高い、成績優秀だから。。という理由だけで医者を志された。 そこには、人の命に携わるという思いも気持ちもなく、自己満足のためだけにここまで来られた。 そして職業的倫理に直面して不安になっておられる。 しかしそれでもまだ、同じ医療チームの一員であっても医者の労力の方が看護師や薬剤師よりもずっと重い、という慢心を持っておられる。 医師は医療診断ミスで患者を殺せてもせいぜい一人でしょう。 看護師なら入院患者数名。薬剤師なら数十名を一度の医療ミスで殺すリスクがあります。 それなのに医師の労力の方がずっと重い。。。なんて、思い上がりもいいところです。 鉄道の運転手、航空会社のパイロット、ならハンドル操作ひとつで何百名、何千名と殺めるリスクと常に戦っています。 貴方様の理屈なら、パイロットも電車運転手などは医師に比べて社会的ステータスは下なのかもしれません。 まずは、医師は社会的ステータスが高い、とか、高収入だから、といった高慢で不遜な気持ちを排除すべきでしょう。 医師という狭い世界、人命を殺めてもたかが一人。。。パイロットや運転手よりもリスクの低い業界である。。。されど、人命の尊さは数ではなく、一人一人にあることをいま一度理解されて、どんな職業にも責任があり、その責任を負うことがその職業であること。。。そのためにその職業に就く人はその責任を果たすための勉強と修練が要求されること。。。を認識すべきです。 責任の重さ、重要さを理解しているからこそ恐怖します。 その恐怖があるからこそ、医師は勉強し技術を修練して、その恐怖を克服できる自信を持つのです。 人を殺める恐怖がないような医師は単なるサイコパスと変わりません。 恐怖をいつも抱いているからこそ、知識と技術を磨いていこうと思い続けられると思います。
なるほど:2
病理とか目指せばいいのでは。あとは臨床ではなく研究の方とか。
患者を診ない研究医の道にすすめばよいのでは?
医師はステータスや収入と引き換えに、時間や労力、責任が伴う仕事だと認識してます。 医師に必要なのリーダーシップではなく、患者への寄り添いと的確な判断力です。 リーダーシップが必要なのは、究極を言えば経営者です。開業医であれば医師兼経営者になりますが…。 今ここに気持ちを吐露し、いずれ怖いという気持ちを忘れる日がいつか来るかと思いますが、あの時は怖かったという感情は今後医師になるにあたってとても大切な事だと思います。 恐れを感じる気持ちを恐れず、今の気持ちを大切にしていけばきっとあなたは患者に信頼される立派な医師になれると思います。 たた無理はしないで体は大事にね。
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