学校の先生か小説家、さもなきゃ、そのまま学内に残って講師とか助教授、あるいは公認会計士とか税理士。でなきゃ普通にサラリーマン。 会社さえ選ばなきゃ、文学部でも歓迎ってとこはある(主に出版社)。
なるほど:1
まず50年ほど前の私の学生時代から: 私の高校の同級生は慶應の文学研究科国文学専攻で修士を取り、最初は高校の教師をしたようです。学会活動をして論文をいくつか書いて認めらえたのか、詳細は知りませんが、数年後出身地の中核都市で短大の専任講師に就任、後に同じ学校法人の4年制大学国分学科に移り、先年定年退職、名誉教授だそうです。なお博士の学位はとらず仕舞いだったようです。 私はと言うと早慶のような有名大ではなく地方の無名大ですがその地区ではトップの私大、英語英米文学専門で同じく24歳で修士、後期課程に進学したが九州の短大の専任講師の誘いがあり中退、以降一度短大を転職したが29年間勤め、その間に英米で在外研究・客員研究員を経験し、乙号論博も取得し、短大から転任して4年制大専門学科、さらには大学院でも16年教え、上記国文の同級生と同じく定年退職して名誉教授称号を受領しました。 暇ができた昨今研究を続けつつ、このように知恵袋投稿などしています。 私も大学院後期課程在籍時は私立高校の非常勤講師をしましたが1年だけ、他の教職は短大と4年制大学(非常勤を含めると10校近く)、および最後は大学院にも教授籍を置き後期課程の講義も担当、博士論文審査も数回しました。 このように文学研究科まで行けば教職、特に大学教職だと思います。今では後期課程まで満了しておかないと専任就任は難しいと思います。おそらく最も求人が多いのは英語、次いで国語国文学でしょうが、英語以外の外国語外国文学だと、博士学位取得は当然、学会活動をかなり実施してもなかなか専任職就任は難しいでしょうね。私の院生時代の知り合いで仏文を専攻した方は30代半ばまで非常勤だけでしのぎ、その後北海道の大学の専任講師に採用されました。 私の教え子では、一昨年1名の女性が大学専任講師に就任しましたが、満期退学後10年ほど母校の非常勤を勤め、博士取得を狙っていましたが、4年制大学一般教育の英語講師に専任が決まりました。 他には後期課程3年で課程博士を取り隣県の専任講師に就任した例や、満期退学で博士未取得でしたが高専に就職した例などあります。 ただ、他にも生涯非常勤講師の仕事しかなかったという方も少なくありません。よくて年収500万前後、高学歴なのにワーキング・プアになってしまいます。そうならないためには業績を積み上げ自分の学問的価値を高めるしかありません。好きなことならいくらでも努力は可能と思います。 文学研究科も専攻によりますが、学位を取ることはもちろん、学会活動、口頭発表や論文掲載を活発に行うことでしょうね。しかも分野によっては国際的活動が必要です。院生の時期なら学生として留学して、当地のPhDも視野に入れるとか、大学院修了後だったらポスドクのフェロウとか、Research Associateなど経験すると、特に外国語外国文学・文化で専任職就任が有利になります。 ただ、我々の学生時代とは違って1980年代終わりから海外に出て勉強する人はどっと増えたので、学位を取ったり、現地の学会で発表したり論文を英米のジャーナル等に出さないと留学の効果はあまりないでしょうね。
マスコミは?
私も文系大学院でしたが全く異なる外資の製薬会社に就職しました。 業界にとらわれず就活するのが良いと思います。
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