資産家であれば大学などに籍を置かずとも学者や研究者になることはできますが、いくつかデメリットはあると思います。 まず財政的問題ですが、資産家であれば生活費の心配はないので大したことはないと思います。 次に学会等での信頼の問題です。普通は学者や研究者になるためには大学の教職や研究機関に籍を置きますが、その過程で業績審査を受けるので、大学専任教員や研究機関の職員の地位自体がある意味学者や研究者としての質保証になります。フリーランスは昔はよく「在野の研究者」と言い、それだけであまり評価されなかったと思います。郷土史や考古学などの分野では高校の教師で研究に励んで業績を上げた人もいると思いますが、例外的だと思います。 第3にフリーランスの不利として、研究発表の場が限られるということです。フリーランスでも学会には入られると思いますが、大学や研究所に所属すればたいてい「紀要」という研究発表の場があるので、比較的容易に、また定期的に研究内容を活字にして公にしておけます。フリーランスだと学会誌に投稿して採用される以外に、ほとんど研究発表の場はないと思います。 大学・短大は最近教育に重点を置くところと研究を重視するところに分化しつつあるので、教育機関に就く場合も目配りが必要でしょうね。私自身数十年前、最初に就職した教育機関が研究に不利な環境だったので3年で辞めて有利な機関に転職しました。
なるほど:1
なることは可能でも、どうやって収入を得るかが最大の問題・・・ それを研究するとか
自称は可能です。世間が認めてくれるかは実績次第です。
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