待遇面では特別区一択ですね。 一方、考慮したほうがよいこともあります。 将来的な「可処分所得」と「可処分時間」です。 どういうこっちゃい?な話ですが… 【可処分所得について】 例えば、船橋市であれば、将来結婚した時の住まいも船橋市に設定できます。 これは、地方公務員の経済力と、船橋市の地価のバランスがまずまず良いからです。 一方、特別区の場合、待遇面では地方公務員トップクラスですが、勤務先と同じ地域に住まいを設定することは、なかなか厳しいです。 まともな家を購入するとなると、安くても5000万円、ちょっと良い家を購入するとなると軽く「億」です。 さすがに地方公務員では無理です。 感覚的に、通勤時間を同じにした場合、船橋と特別区では、持ち家を持つためのコストが2000~3000万円は変わっていきます。 月に換算すると6~8万円です。 年間で70~100万円です。 また、特別区の場合、子どもの教育費…結構必要ですよ! 周りは塾に習い事に中学受験……うじゃうじゃいます! 船橋と比較して、可処分所得が年間で150万円は必要だと思ってください。 額面年収として考えると190万円分です。 つまり、同じ通勤時間で比較した場合… 船橋の年収500万円と 特別区の年収690万円は、ほとんど可処分所得が変わらないということです。 あくまで例ですけどね… 【可処分時間について】 …となると、必然的に、特別区に努める人は、郊外に居住することになります。 満員電車に揺られながらの通勤です。 毎日2~3時間が通勤に浪費されていきます。 船橋なら毎日30分で良いのに…… 差し引きで毎日1.5時間が寿司詰めに費やされます。 年間360時間です。 お子様が生まれたら、この時間の負担はそのままパートナーの負担となります。 質問者様が夫の場合… ・クソ忙しい保育園への送り…妻 ・疲れ切った後の保育園の迎え…妻 ・そこからの夕食づくり…妻 ・子どもに食べさせる…妻 ・風呂の用意…妻 ・こどもを風呂に入れる…妻 このあたりで質問者さんが帰宅です。 このあとできることといったら、皿洗いと洗濯くらいです。 皿洗いと洗濯は自分のペースでできる家事なので、大変でもなんでもないんです。 ……ね?奥さんがそろそろキレそうでしょ(笑)? 今の世の中は、共働きがスタンダードなので、可処分時間も大切なんですよ。 そのため、私は地方公務員であれば、郊外の地域が良いと思っています。
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