資格勉強についてです。 学習時間の記録を付けていて有用だった方いますか？

Question

資格勉強についてです。

学習時間の記録を付けていて有用だった方いますか？100時間勉強しました、参考書何周したかわかりません。だと意味がないと思います。何周したらこれくらい覚えているから後何周しようかなどのほうが大切な気がします。

また、別の話ですが、宅建の試験を受けて思ったのが、
「〇〇先生が教えてくれるから合格できた」の様に、他人が合格させてくれることを強く信じて勉強に励んでいる人が多いことに戦慄します。

このくらいの試験だからこのくらいの勉強して、この点が取れるだろうと言う想像力の無い方も、その様な塾で言われた勉強をするだけで合格点を取っていると思うと、社会での実力の無さが見えてしまうと思いませんか？

Answer 1

勉強時間の合計など考えもしませんでした。最初は「履行」の漢字すら読めずイチイチ調べて一向に進みませんでしたし、噛み砕き理解する時間が人よりかかりました。私の2時間=他人の1時間。生きる営み(仕事家事育児風呂睡眠)以外のほぼ全部の時間を勉強に費やしたと言う気持ちだけです。

Answer 2

宅建の勉強の話に特化したご相談のようですので、宅建の場合で回答します。

>学習時間の記録を付けていて有用だった方いますか？
記録をつけたら受験に有利になるようなことというのは無いと思います。わたしも何時間勉強したといった、結果論的なおおよその数字は持っていますけれど、一週間の平均時間を勉強期間に置き換えて計算してみただけの話です。

>100時間勉強しました、参考書何周したかわかりません。だと意味がないと思います。
確かに私も意味が無いと思います。ただしあなたの考え方とは違う意味で意味が無いと感じただけですが。
「何時間勉強したか」「何周したか」という時間や周回数は、いずれも中身が伴っていなければ全く意味が無いと思うからです。いちページずつ丁寧に完全に身につくまで勉強してから次のページに進むという勉強法なら、通常の能力の人なら一周でそのくらいの時間が必要になるでしょう。

>何周したらこれくらい覚えているから後何周しようかなどのほうが大切な気がします。
まえの回答とだぶりますが、周回数が大切だとは思いません。
中身を伴っていれば一回でいいと思うからです。そもそも「どのくらい覚えているか」という判断も間違っているように思います。「どのくらい知識として身についているか」が大切ですからね。知識として身についていないのに暗記だけしていても、応用問題は解答できません。よく「ちょっとした引っかけ問題に引っかかって合格できなかった」というひとがいますが、理解力不足の典型です。

>他人が合格させてくれることを強く信じて勉強に励んでいる人が多いことに戦慄します。
別に戦慄する必要はありません。宅建の場合は毎年合格率は15%なので（同点合格者も含まれるので多少これより多い数字になります）、これは「合格請負業者」という商売人の視点でみると、「合格する側の15%」「どんなことをしても合格しない側の85%」という区別になります。

商売として儲かるのは、顧客が多いほうですから、どうしてもターゲットは「どんなことをしても合格しない側の85%」になるということになります。そういう人たちを相手の商売なら商売として成立することになります。

ですからあなたが危惧しなくても、「どんなことをしても合格しない側の85%」は、やはりどんなに勉強しても合格しませんから、「他人が合格させてくれる」ことなどないのです。そう思い込まされて受験料を積み上げているだけの「合格請負業者」のカモにすぎません。

確かに、そういう業者が教えた中にも平均より高い数の合格者がいますが、それは元々合格する実力のある人が、独学ではどうしても怠けてしまうので他人に発破を掛けてもらいに塾通いしていただけにすぎず、実力のない人が「合格請負業者」の魔法の力で合格してしまったわけではありません。

元々実力がある人が塾の力を借りて合格しただけの話ですから、「社会での実力の無さが見えてしまうと思いませんか？」という危惧は無いと思います。実力があるのに自力解決できない社会人という意味では、たよりないですけれどね。でも少なくとも実力が無いために合格できない人よりは何倍も優秀です。