東京一工で化学工学を専攻する現Ｍ１です。 就活時期に入っていて、旧財閥系の総合化学メーカーか信越化学あたりを志望し…

Question

東京一工で化学工学を専攻する現Ｍ１です。

就活時期に入っていて、旧財閥系の総合化学メーカーか信越化学あたりを志望しようかと考えています。化学工学系なので、研究開発よりもプラントエンジニアのような業務につくことになると思いますが、大手だとやはり工場も全国各地で点在していて、転勤の頻度が気になります。

都銀のように頻繁に転勤ということはないと思いますが、一般的に工場間でのプラントエンジニア職の転勤はあるのか、大まかにどれぐらいの年数での異動になるのか、実際に同種企業で生産開発職として勤務されている方に教えていただければありがたいです。

（会社によって違いがあることは当然理解していますので、一部の企業の話、または一般的な話としてよろしくお願いします。）

Answer 1

化学工学系で、プラント機器を作る側でなく使う側・利用する側の企業に就職するとなると、エンジニアとして基本的には製造ラインの面倒を見るという感じになると思います。そういうのであれば、そうそう頻繁に転勤は無いかと思います。もっとも、総合職として入社するので、人事異動自体は必ず避けられませんが。但し、国内外のあちこちに工場を有するかなり規模の大きい会社を希望されているようなので、海外勤務もあり得ると思いますし、新規工場の建設や、新規製造ラインの立ち上げなどの際には、応援のために数週間～数か月程の長期出張もありえると思います。

なお、化学工学系＝プラントエンジニア、しか選択肢が無いと考えておられるようですけど、たとえば、ボイラーを作っている三浦工業とか、ポンプを作っている荏原製作所など、プラント機器を作る側の企業も探せばそれなりにありますよ。ビジネスが基本的にＢｔｏＢなので一般人には認知度低いですけど。こういう企業なら研究開発という職種も選択肢になりますね。私の学生時代の同期で化学工学系の研究室に行った友人は三浦工業に行って製品開発やってましたね。

Answer 2

5年に1回くらいは覚悟しておいた方が良いと思うよ。
やっぱり頭が良いならさ、頭でっかちにならずにさ、いろいろな現場でいろいろなプラントを立ち上げたい！くらいの好奇心と行動力と意気込みも欲しいものだね。

Answer 3

そんなに神経質に考えなくとも良いと思うのだが。

俗に言う大手メーカーになれば、生産拠点は完成されている。
一般論になってしまうが、「転居を伴う移転」は、希望を出さない限りほとんどない。あっても10年に一度あるかな？のレベル。
有れば全く違う仕事が命ぜられた時で、「時代の流れだからしょうがないかな」と、納得できるレベルだろう。

業種は違うが、最大手メーカーのエネルギー部門の設計職の息子曰く、「黙っていれば本社工場から動く事はない」。部だけで4千人いるが、「1つの生産物は1つの工場に制約」が流行りにようだ。
他工場に配属された人を招集した事例を見た事がないそうだ。

これは印象だが、財閥系の遠方転勤はほぼ無いと思うが・・・。
娘が財閥系で、入社説明で「移転を伴う転勤」は「有っても1～2回」と言われたそうだ。
当然君と同様、転勤族にはなりたくないから、面接時に質問し、「最近は文理問わず、転勤頻度を極力減らす方針」との回答から内定受託をしたしね。
ま、新幹線利用で片道2時間を、どう判断するのかは判らないが。
これも印象だが、財閥系企業は想像以上に人間的なやさしさはあるようだ。

また、どうしても避けられないのが「海外新事業部設立」の時かな。
期間限定で海外赴任も有り得る。期間が守られるかは運次第。

君に助言だが、「○○専攻」に余りこだわるなよ。
企業として、同じ課に専攻ごちゃ混ぜで採用する事例が増えてきているからね。勘だが、君が採用された課は、専攻に沿っているように見えるが、やっている事は機械科だったりするぞ。実は息子もそうなんだ。
「想像と違う」「理想と違う」で退職したりするなよ。大手はみな同じだから。
就活頑張ってね。幸運を祈る。