実際には教育実習が2週間とか3週間とかは、正確には決まって居ません。 法令上は、高校の教育実習は90時間、中学校の教育実習は180時間が必要という事になっています。 1日8時間ずつやって行くと、平日だけだと2週間で80時間、3週間120時間になります。 そして土日の部活指導やその他模擬授業用の教材研究の時間も含めると、高校の場合は2週間あれば規定時間をオーバーしますし、中学校も大体3週間くらいあれば規定時間に達します。 なので差が出ている訳ですね。 その上で、教員免許なんですが、小学校、中学校、高校の全ての免許で、免許を取るのにかかる時間は同じとなっています。 また中高の教科ごとの違いも無い事になっています。 あくまでもかかる時間は同じで、どこを専門的にやるか。という違いですね。 この上で、高校の場合は、なるべく教科の専門的な内容を中心として勉強時間が組まれています。 逆に中学校の場合は、専門的な勉強はほどほどにして、人間性などの部分などに勉強時間が割り振られています。 なので結果的に、教科の専門的な勉強時間を多く取る高校の場合は教育実習は短くなって、教科以外の教員としての対応力とか人間性などの部分が多い中学校の方が教育実習が長くなっています。 が、これはあくまでも小中高の学修時間が同じだという法令上の制限からです。 全部を必ず一緒にしなければならないという根拠はあまりなくて、たまたまそうなっているというくらいの感覚で良いです。 事実、幼稚園の免許は小中高よりも必要な学修時間が短くても良い事になっています。 とりあえずは理由としてはそんな感じですね。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
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