保育所での事務経験がある保育士です。 保育士の給与は園の収入から支払われます。 単純に言えば、園収入が少ない為に個人の給与も少ない仕組みになっています。それを説明していきます。 園収入は主に委託運営費と補助金収入に分けられます。 委託運営費について説明します。 子どもの年齢別に応じて保育単価が設定されています。それを月初の在籍人数分に掛け合わせたものを委託運営費と言います。 保育単価×月初の在籍数という計算方法です。 補助金収入について説明します。 嘱託医加算、看護師配置加算、一時保育、延長保育、障がい児保育等、一定の条件を満たした場合に市町村から補助金が下ります。 さて、問題は保育単価がかなり低く設定されていることです。その為、委託運営費も高い金額にはなりません。 そこから人件費や保育材料費、光熱費などを支出していきます。すると、現在の給与額が精一杯になります。 保育単価を上げれば給与増に繋がるのですが、現与党はここには一切、手を付けません。 その為、抜本的に保育士の給与は上がらない仕組みになっています。 このカラクリに保育者自身が気付く必要性があると思います。 与党に投票することは自分で自分の首を絞めることになりますので。
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