マンション管理士試験と管理業務主任者試験の試験範囲は、ほぼ同一です。 しかし、難易度が全然違うのと、その資格の持つ目的(立場)が違います。 マンション管理士試験の方が圧倒的に高難度試験になります。 また、マンション管理士については、全体的なマンション運営のコンサルタント業務として管理組合(オーナー側)の立場となった試験となりますが、一方、管理業務主任者は、管理会社の立場で必要となる知識を問われる試験になります。 よって、出題範囲はほぼ同じでも出題傾向が異なることになります。 また、賃貸不動産経営管理士試験は、マンション管理士や管理業務主任者のような分譲マンションではなく、賃貸マンションやアパートなどの賃貸物件を対象としていますので、他の2つの資格試験とは少々異なる出題範囲となります。どちらかというと宅建士試験に近いと思います。 いづれにせよ、不動産系資格は、民法は必ず出題されますので、難易度の差があるにしても重複科目となります。
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