スポーツの分野では鍼灸師と柔道整復師のどちらが活躍できますか？

Question

スポーツの分野では鍼灸師と柔道整復師のどちらが活躍できますか？私はスポーツの分野で食っていこうとは思っていませんが、地元の高校の部活をいくらかサポートしてあげたいと思い、この二つのどちらの資格に挑戦しようか迷っています。社会人になってからの専門学校なので勉強面も心配です。

Answer 1

活躍されているトレーナー諸氏はどうやって身につけたかですが、私が絶句したエピソードを一つ。友人の柔道整復師（鍼灸指圧マッサージ師資格持ちのダブルライセンス）がプロトレーナーになりたいと思って、教員の勤める整骨院に就職した。
曰く「俺、2500円しか貰っていない。せめて税金減らす方法知らないか？」「いや、時給なら多いでしょ。日給2万円だよ」「日給だよ。役者になりたいからと劇団に所属しても時給千円はもらえないでしょ。同じで『修行』だから労働基準の外なんだって」「ということは時給300円？」「だったらまだいい、掃除含めて半日拘束されるから200円。そこから税金などを引かれる。だから未だに親から小遣いに衣食住たかっている。給料は奨学金返済に全部消える。」「休みは？」「ない、というのは休日にスポーツ関係にボランティア活動するから」だからせめて「税金など少しでも安くならないか」
という世界で実績を積んでください。あと、日本体育協会認定の公認アスレティックトレーナー「JSPO-AT」は条件が厳しいので一目置かれますが、ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会認定のアスレチック･トレーナー「JATAC-ATC」は（学生が取るのは学内テストで合格しないといけないんですが）医療系国家資格持ちなら学会で発表とか参加とか面倒なことはありますが修了テストもない資格なので履歴書一行資格です。いっそのことアメリカの大学もしくは大学院の適応コースを修了が義務付けられるNATA-ATCはどうですか？

スポーツ業界で生きていこうとするなら、養成課程で習うことはほとんど無駄ですし、アスレティックトレーナーの実技はないです。柔道整復師のお客様は健康なスポーツ選手じゃなく色んな故障を抱えた中年と高齢者です。だから資格をとるのは賛成ですが、興味の無い無駄な勉強をやり過ごす必要があります。頑張ってください。

Answer 2

部活のサポート程度で資格を取得するのはお薦めしません。コスパが悪すぎます。どちらの資格も取得しただけでは全く役に立たないです。そもそも食っていくつもりが無い人が、辛い修行に耐えれるとは思いません。運転免許と同じでペーパードライバーに任せると事故が起こりやすいのと同じです。

鍼灸でも柔整でも最低10年間毎日、人の身体を触って、やっと脱初心者レベルなんですよ。資格取得しただけで、部活の帯同したとしても、何も出来なくて邪魔になるだけです。サポートしてあげたい気持ちは素晴らしいのですが、気持ちだけでは無理な世界です。どちらの資格が良いとは言えませんが、その道でやっていくつもりがないなら辞めた方がいいです。

Answer 3

開業が容易なのは、鍼灸です。
柔道整復師は、整骨院を開設しないと業が行えませんが、鍼灸は、店舗を持たない開業も可能です。
柔道整復師の場合、学ぶものは、骨折と脱臼の整復と包帯法などの固定です。
実際に大怪我すると整形外科にいきます。整骨院では、レントゲンなどがとれないからです。離島や過疎地なら柔道整復師の需要はありますが、普通はやっていけません。ですから、実際には習ったことがないマッサージや整体のようなことをしている場合が多いです。鍼灸は、学んだことが仕事に直結していて、スポーツ分野も盛んですから、努力すれば活躍はしやすいです。