セクハラ上司に謝罪文を書かせるとしたら やはり弁護士に相談が必要でしょうか。 セクハラの内容が、私用の携帯だったので…

Question

セクハラ上司に謝罪文を書かせるとしたら
やはり弁護士に相談が必要でしょうか。
セクハラの内容が、私用の携帯だったので、本社がまともな対応しないので明日労働局に相談しようと思っています。同じような経験されたかたがいたら、どのような手順でどれくらいの費用がかかるか等教えてください。

Answer 1

「謝罪をする」「謝罪文を書く」というのは、相手の誠意によってのみ成立します。なので相手にその気がなければ、裁判所でも「謝罪しなさい」「謝罪文を書くこと」という判決は出せません。

よって謝罪を書かせるのが目的であれば、その方法は2つしかありません。

①裁判ではなく、示談交渉にて「書いてもらえるように」交渉する。示談であればなにを求めてもいいですから。
ただし拘束力も強制力もないので、相手が「嫌だ」と言えばそれまで、です。

②裁判で「賠償金」を求め、その金額と相殺する形で書かせる。
例えば「判決が100万と出たが、50万に値引きしても良いのでその代わりに反省文を書いてくれ」という条件交渉です。
普通、30～50万も値引きすればみんな謝罪しますし、謝罪文くらいは書きます。お金の方が大事なので。
ただし「判決でそれなりの損害」を裁判所に認めさせねばならず、言い返せばその額の損害が実際に無いと裁判そのものが出来ません。

①②共に労働局は全く無関係、関わることすら出来ません。
弁護士なら①の交渉なら15万～20万、②の訴訟なら50万円くらいが相場でしょう。もちろんあなた側に「セクハラされた証拠」があることが大前提です。