解決済み
「まぁ傭兵は今の時代禁止されてるけど…一番稼げるのはPMCかな」という回答を読みました。PMCに詳しい方もっと詳細を教えて下さい。軍隊経験はなし、大型、牽引、大型特殊免許はあります。
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もしかしたら僕が答えたものかな? PMCと言っても日本で言う派遣的な感じで正社員とは言いがたいです。まぁPMCだからといって護衛任務オンリーってわけじゃないし、軍事部門の中のひとつが護衛任務であってPMCには様々な任務があります。 代表的なものが警護任務ですが他にもCIAと契約したら情報収集とか米軍と契約していたらMRE(レーション)などの物資の輸送(トラックで)とか米軍の訓練施設の建設やイラクの治安部隊の教育、米軍の装甲車の整備や特殊部隊を訓練したり・・・本当にいっぱいあります。PMCだからといって「護衛任務」しかやらないというわけではありません。 民間で軍事を扱ってサービスを提供してるわけです。 で、上記にも述べましたがPMCの中でトラック運転手の募集がよくあります。これは普通に海外の新聞の求人欄や求人雑誌に「高自給、トラック運転手募集」と書いてあり勤務先が「イラク・アフガン」などの危険地帯とは書いてありません。いざ応募してみて入社すると「イラク行って来い」などといわれます。一応いくつか仕事があってどれがいいか選べるんですが大抵「イラク・アフガン」に送られます。それに一回PMCに入社したら3~5年ぐらい帰国できないと言われています。 ってかトラック運転手に応募する人はほとんど貧しい人(南米が中心)ばかりなので出稼ぎにPMCに入るってパターンが多いそうです。 PMCのトラック運転手とプライベートオペレーター(要人警護任務をするPMC社員)になった日本人がいます。2004年ぐらいにイラクで亡くなったのですが、斉藤氏と言う人がいます。彼はフランス外人部隊に21年間入隊していましたが高時給につられたのか、外人部隊仲間に誘われたのか分かりませんがイギリスにあるハートセキュリティ社に入社しています。 ここで疑問なのはなんで21年間も外人部隊にいて突然PMCになったのか。外人部隊は入隊時5年間は訓練を受けなければいけません。なのに何で21年間もってことになります。 それはいいのですが斉藤氏はイラク戦争中トラックの輸送警護任務中に襲撃されなくなりました。 他にも2004年イラク・ファルージャにてアメリカの民間軍事会社BlackWater社の社員4人が襲撃され遺体をユーフラテス川に吊らされた事件もありました。この事件はドイツのESS社という輸送会社を護衛すると言う任務でしたが護衛には最低6人が護衛しなければいけません。1人は運転手あと2人は射手ということで護送対象を挟む感じで2台でやります。 ですがESS社は予定していた日程より早く物資を輸送をすることになりBW社は対応に追われていました。PMCはすばやく的確なサービスを提供すると言うことがモットーなので、護衛に必要な6人を4人に減らし、護衛に使う装甲車(防弾プレート付4DW)ではなく普通のバンを使いました。あくまで会社側は「個人」ではなく【会社】に利益があればいいと思ってるのであまり言いたくないのですが社員は「捨て駒」同様ですね 【PMCのwiki】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E9%96%93%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BC%9A%E7%A4%BE ですがこのBW社はおそらく世界一の規模のPMCと言ってもいいと思います。BW社を建てたのは元米海軍特殊部隊SEALsの隊員で、BW社には社保有のリトルバード(OH6ヘリコプター)やマンバという本格的な装甲車も持ってます。 給料のことですが、米軍などの特殊部隊の給料と比べると任務の危険度はほぼ等しいですがPMCのほうがはるかに高いです。 PMCのひとつの任務の給料は約600ドル、高いもので800ドルはします。なので特殊部隊を辞めてでも入る価値はあると思ってるそうです。 PMCに詳しい本があるのでこちらを参考にしてみては?【現代の傭兵たち】と言う本です。世界初のPMCである南アフリカのエグゼクティブ・アウトカムズ社からBlackWater社まで詳しく載ってますので 追記:フランス外人部隊を「傭兵」と言う人がいますが外人部隊はフランス陸軍傘下のれっきとした正規軍です。部隊名にもあるとうり基本的にフランス人以外で構成されていますが、下士官はフランス陸軍の隊員です あと最近はというか外国ではPMCではなくPSC(民間警備コントラクター)と呼ばれているそうです。PMC(民間軍事会社)の場合は【軍事】とつくのであまり印象がよくないらしいので・・・ 9・11以降PMCが増え続けていますがPMCの始まりは冷戦からと言っていいのですが小国の場合正規軍の軍事力が劣ってきてだんだんPMCに依存するようになり大国(アメリカ)は今まで後方支援を正規軍がやっていたりして兵力が無駄になっていました。さらに1人の正規軍兵士を育てるのにとてつもないお金がかかります。~億ドルぐらいです。だったら最初から安上がりで軍事経験の豊富なPMCに業務を託すということになるようです。
なるほど:2
民間軍事会社(みんかんぐんじかいしゃ)とは、新しい形態の傭兵組織。 日本国内では主に PMC (Private Military Company) または PMF (Private Military Firms) と表記され、海外では PSC(民間保安会社)(Private Security Company)または (Private Security Contractor)と表記される。 主な業務としては軍隊や特定の武装勢力・組織・国に対して 武装した戦闘員を派遣しての警備・戦闘業務に加え、兵站・整備・訓練など 旧来型の傭兵と異なり提供するサービスは多域に渡る。民間軍事契約業者 (Private Military Contractor) などとも呼ばれることもあり、 正式な名称は特に決まっていない。 また、国家を顧客とし、人員を派遣、正規軍の業務を代行したり、 支援したりする企業であることから、新手の軍需産業と定義されつつある。
なるほど:1
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