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司法予備試験の参考書について

司法予備試験の参考書についてこれから試験勉強を始めようとしているのですが、参考書をどのように選べば良いのかわかりません。伊藤塾やアガルートの参考書が良いというのを聞いたことがありますが、どうなのでしょうか。また、短答は過去問のみで十分という意見をネットで見たこともありますが、どうなのでしょうか。 是非教えて頂きたいと思います。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    《短答》→巷では「短パフェ」こと辰巳の「短答過去問パーフェクト」が高い人気を誇っていますが、怠惰な私には2つの理由で合いませんでした。 ●5肢を見て解くのが面倒(集中力がないので1肢ごとに〇×を知りたい)。 ●問題数が多すぎてやる気が出ない(1周したら一生が終わってしまう)。 そこで私が使っていたのが「伊藤真が選んだ短答式一問一答1000」です。実際の過去問の形式ではなく選択肢が1肢ごとにバラされており、すぐに〇×が分かるので集中力がなくても続きます。また問題数が適度に絞られておりランクがA〜Cに分類されていてCランクは最初から捨てていました。怠惰な人間にはおすすめです。 《論文》→私は起案が大嫌いです。手を動かすのが大嫌いです。答案構成も面倒なのでしません。論文答練を取っていましたがほとんど提出できずに終わりました。演習書の類もほとんどやっていません。実際に時間内に答案を書いた経験は直前期の予備試験模試くらいです。ここで初めて「自分は15分で1ページの速さなのか!」と知ったほどです。ではどのように勉強していたかというと、市販の短文事例論文問題集の解答例と優秀再現答案をただひたすら読んでいました。それだけです。10周以上読んだと思います。問題文を見た瞬間に解答例がバーッと頭の中に流れてくるようになるまで繰り返し読みました。こうすることで「問題提起→規範→あてはめ」ではなく全てが渾然一体となって頭の中に入っているため、答案構成をせずいきなり書き出してもそれなりのリズムを持った文章を最後まで書くことができます。この方法は憲法のようにパターンが少なくあてはめでいくらでも勝負できる科目、あるいは小問が重なって答案構成がいらない実務基礎で有効です。実際憲法と実務基礎ではAをいただくことができました。これはかなり特殊な勉強方法だと自分でも思いますが、とにかく起案が嫌で嫌でしょうがない怠惰な人間が生み出した究極の方法であり、こういう人間もいるんだと思っていただければというところです。さすがに司法試験では通用しないと思うので今から答案構成のやり方を勉強しているところではありますが......。また、論証パターンもなるべく覚えたくありませんでした。刑訴の所持品検査や行政法の原告適格のように判例の言い回しをそのままコピペするものは覚えざるを得ませんが、民法なんかは一字一句暗記すべき論証は一つもないと思います。論証パターンを切り貼りするのではなく、全体の流れの中でなぜその論点の話をしなければいけないのかという問題意識を出すように意識していました。特に予備試験の近年の民法は論点がないものが増えています。その意味で解答例の全文を読みまくるというのは悪くないのではないかと思います。 《口述》→完全に論文で落ちたと思っていたので口述対策は何一つやっておらず遊び呆けていました。何も分からないのでとりあえずTwitterで情報収集したところ、民事は大島本(「完全講義民事裁判実務の基礎入門編」)、刑事は「基本刑法Ⅰ・Ⅱ」が最も人気だということが分かり焦って購入しましたが、結果として私は使いませんでした。大島本はたしかに内容の過不足がなくこれを通読すれば口述で困ることはないでしょう。しかし要件事実が箇条書きされていなかったり、主要な抗弁が別項目ではなく地の文で書かれていたりして、ひと目見て分かりづらいところがあります。そんな私には「アガルートの司法試験・予備試験 総合講義1問1答 民事実務基礎」が最適でした。要件事実と請求原因事実が箇条書きになっており、ビジュアルでパッと覚えることができます。この箇条書きというところがポイントで、私は覚えることはなるべく少なくしたいので箇条書きの「個数」だけ覚えるようにしていました。たとえば返還時期の合意がない消費貸借契約に基づく貸金返還請求権では「たしか要件事実は4つだったな...じゃあまず返還の合意、返してもらうためには交付してないといけないから交付、返還時期がないから催告と相当期間の経過か...」というように、まず個数だけ思い出し、後からこの数ならこんな内容だろうと当たりをつけていました。「即時取得はなんかいろいろ推定されるけど最終的に2つだな!」くらい覚えておけばなんとかなります。刑事は辰巳の「青本」こと「法律実務基礎科目ハンドブック<2>刑事」を使いました。というかこれしか使っていません。その理由はなんといっても文字が大きいことにあります。法律書でこれだけ文字が大きいのは異例なくらい大きいですがそのおかげでビジュアルで目に飛び込んできやすいという利点がありました。字が小さい本はどんなに優れた内容でも頭に入ってこないのでそういうところは私にとっては重要です。 《最後に》→世間では「〇〇をしなければ受からない!」「〇〇くらいやってて当たり前!」と言われますが、そんなことはありません。実際に六法をほぼ引いたことがなく起案もほとんどしてない人間でも予備試験に合格することはできます。私はやりたくないことがはっきりしていたため、それをやらないためにはどうすればいいかを考えました。大切なのは自分の特性を知り、自分にできないことは諦め、自分に合った勉強法を取捨選択し、それを信じて焦らずに突き進むことだと思います。

    2人が参考になると回答しました

    ID非公開さん

  • 参考書等については、あなた自身が本文で述べている通り、みんなそれぞれの信じた方法で勉強するため、唯一絶対の方法などありません。まずは、自分でこれと信じた方法でやってみることです。それでやっててどうしてもイマイチしっくりこない場合には、自分に合った別の方法を試してみるだけです。そうやって一歩一歩合格に近づきます。

    2人が参考になると回答しました

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