やりがいとしては、子どもたちの成長を見るのが一番の楽しみです。 前に出るのが苦手だった子が、三学期には児童会役員に立候補して演説したこと。嫌なことがあったら学校から脱走していた子が、進級時には落ち着いて席に座ることができ、先生のクラスになれてよかったと言ってくれたこと。 他にも、保護者の方から、家庭でしっかりできてないところを先生が支えてくれた、ありがとうと泣きながら伝えてもらったこと。 私の中で印象に残っている、先生になってよかったと思った出来事です。 手をかければかけるだけ子どもって成長するからそこが楽しいところだなと思います。 大変なところは……美談ばかりではないことですね。 保護者対応は正直ストレスです。難しい家庭もたくさんあります。クレームもまあまあ理不尽なものも……。 あとは事務仕事が思った以上に多い。子どもたちに手をかけてあげたい、と思うと授業準備や教室環境など工夫したり研究したりしなければいけないのですが、それを存分にやると帰宅が22時になる。 そして、子どもとのコミュニケーションも大変。合う子ども、合わない子どもいます。どんなに頑張っても学級崩壊することもあります。信頼を得るのは難しいですが、信頼が壊れるのは一瞬なので。そして失った信頼は取り戻すのが困難です。あと、私は女性なので6年生男子になるともう力では敵わないこと。暴力沙汰があったときに一人で対応できないけど見捨てることもできない、という状況には困りました。
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日本の未来を担う子供を教育するのですから、遣り甲斐がないわけがありません。 ただし、大変な部分があるのも、厳然たる事実です。 教育研究所の統計では、日本の小学校の3割が、学級崩壊学級を含んでいるとあろます。 子供は、可愛いだけではないのです。 私の学年主任の学級が、一学期途中で、学級崩壊しました。 学年主任は、50歳の男性です。 学級崩壊は、先生の年齢に関係なく発生するのです。 子供達は、勉強せずに、毎日校内を走り回っていました。 ある時、子供達が担任を羽交い絞めにして、集団リンチをしているのを目撃しました。 恐ろしい光景でした。 私は、自分の学級の授業があるので、助けに行くことが出来ませんでした。 小学校担任は、一人親方です。 自分の学級を守るのが、最大の責務です。 校長も、 「自分には、管理職としての職分がある」 と言って、崩壊学級に手を差し伸べることは、一切しませんでした。 学年主任は、次の3月末に、他校に転勤していきました。 小学校の担任は、自分の学級は、自分で護っていかなければなりません。 その責任は、重大です。 将来の貴方に、期待します。 成功を、祈ります。
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