簿記二級で出てくる有価証券は、日々値段が上がり下がりしているものです。 (日経平均株価みたいに刻一刻と金額が変わっています) この有価証券は安い時に買って高い時に売り、その差額を利益とする目的で持っているもの。 そのため手許に有価証券がある場合は、取得時の金額から決算時の金額(時価)にあらためなければなりません。 買った時の金額 < 決算時金額 なら得をしているので有価証券評価益 逆なら損をしているので有価証券評価損とします。 また期中に有価証券を売却したなら、 買った時の金額 < 売った時の金額 なら得をしているので有価証券売却益 逆なら損をしているので有価証券売却損です。 また、有価証券というのは一定期間持っていると少しながらお金をもらえるものもあります。 これは持っていることによりもらえる利息なので、その金額を受け取ったときには「現預金 / 有価証券利息」などとします。 ただしもらったときにだけ仕訳をすると、”決算日までに発生した利息をまだ受け取っていないが、収益としては計上しなければならない”という考え方から、 「未収利息 / 有価証券利息」という仕訳をします。 以上の関係から、「有価証券売却損益」は期中に仕訳をして出てくる科目。 「有価証券評価損益」は決算整理で仕訳をして出てくる科目です。
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