申告済みの2020年の帳簿にて、経費とするはずだった費用を書き忘れていました。

Question

申告済みの2020年の帳簿にて、経費とするはずだった費用を書き忘れていました。私は小規模な個人事業主で、発生主義にて帳簿付けし青色申告しています。

今回忘れてしまったのはドメイン代金で、1年契約として銀行振込にて支払ったものです。

なお事業用口座はなくプライベート兼用の口座から支払っており、普段から事業主勘定で仕訳しています。

①新規契約2020年11月16日～2021年11月16日まで 1000円
②契約更新2021年11月17日～2022年11月16日まで 2000円

②のほうについては帳簿に記載済みなのですが、①のほうが未記載の状態です。

この件について、ご質問させてください。

【質問1】
帳簿付けしていない以上今から経費に出来ないのはわかるのですが、経費に出来なくても問題ない場合はこのまま未記載でもいいのでしょうか。
金額も小さく所得などに影響がないため、今から経費にしようとは思わないのですが、この場合でも修正仕訳などが必要になってしまうのでしょうか。

【質問2】
②のほうは記載済みなのですが、こういった費用は1年を超える契約かどうかで仕訳が変わると見かけました。
今回の場合1年契約であり事業主勘定を使用しているのですが(事業用口座がなくプライベート兼用です)、以下の仕訳で問題ないでしょうか。

振り込み日である2021年10月27日
通信費2000／事業主借2000

初歩的な質問で大変申し訳ございませんが、経理や簿記など詳しい方に教えていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

Answer 1

【質問1】
特に更正の請求をして税金の還付を狙っている(帰ってきても100円程度かな？)のでなければ未記載でいいです。
売上などの収入になるものなら記載をして修正申告をしないと税務署に指摘されたときに大変なことになりますが、経費なら抜けてる分には税務署は気にしないです(税金が多く取れているのなら気にしないというかスルーします)

【質問2】
厳密というか正しいやり方ですと

2021年10月27日 通信費 2,000 / 事業主借2,000
2021年12月31日 前払費用 1,667 / 通信費 1,667
(当期に計上される経費は11月分から12月分まで2ヶ月なので残りの10ヶ月分を前払費用に振り替える 2,000 x 10ヶ月 / 12ヶ月 = 1,666.66...)
2022年1月1日 通信費 1,667 / 前払費用 1,667
2022年10月27日(仮) 通信費 2,000 / 事業主借2,000
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この繰り返しが正しいやり方です。ですが個人事業主でここまでやるのは大変ですし少額なので

2021年10月27日 通信費 2,000 / 事業主借2,000
2022年10月27日(仮) 通信費 2,000 / 事業主借2,000

と払ったときに通信費で上げていいと思います。もちろん正しいやり方でもいいです。ただし、どちらかでやると決めたらその契約が終わるまで同じ計上の仕方をしてください。