私は国立大学が一期校・二期校に分かれていた昭和時代に於いて東京大学教養学部文科一類の併願に慶應義塾大学法学部法律学科を受験して進学した塾員です。 慶應義塾では在学生を塾生、卒業生と塾評議員会で特選された者を塾員と言います。 貴君が政治学科のゼミナールに興味があるテーマが見つからずにノンゼミを選ぶのならばそれはそれで一つの専門課程の大学生活の選択の一つだと考えます。 しかしながら就活の際には三田の専門課程のゼミナールに所属していなければ面接で法学部政治学科の専門課程の勉強の話はあまり出来ないことは覚悟しないといけません。 いくら成績表のAの数が多くても企業は専門課程のゼミナールが慶大教授と塾生との密接な人間関係が構築出来る唯一の場と看做している企業が多いからです。 政治学科のゼミナールに入ることによって得られる慶大の政治学科の有力ゼミナールのOBとの人間関係も就活に於いては大きな力となる事も又事実です。 その三田の専門課程のゼミナール活動に代わりうる慶應義塾大学の體育會活動なりサークル活動なりメディアコムなり他の活動で貴君の慶大生生活を企業面接官にドラマティックに充分に語れれば問題は無いと存じます。 今や日本の一流企業群も明治・大正・昭和・平成と続いてきた大学入学時点での高偏差値による潜在能力の高さにのみ期待して採用する『メンバーシップ型雇用社会』から個々人の業務能力の有無、有能性に着目して採用する『ジョブ型雇用社会』に変わりつつある現在に於いて従来型の専門課程のAの数が幾らで三田のゼミナールにも一応入ってという型通りの大学生活がこれからの就活でどこまで通用するのか分からない側面もあります。 貴君の三田の専門課程での勉強並びに就活での健闘を塾員の一人として祈念致します。
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